バイエルン国立歌劇場 現地のプログラム紹介動画完成!

公演関連情報 2017年7月26日 16:22

バイエルン国立歌劇場2次発売特別キャンペーン


ただいまNBSチケットセンター、およびNBS WEBチケット限定でバイエルン国立歌劇場2次発売特別キャンペーンを行っております。

キャンペーン期間内にバイエルン国立歌劇場日本公演のS、A席をご購入いただいた方の中から抽選で50名様に、『タンホイザー』2017年5月世界初演の現地プログラムをプレゼントいたします。プログラムの詳細は下記の動画でご覧いただけます。『タンホイザー』のドラマ・トゥルグが監修した、非常にこだわりのある美しいプログラムです。











★キャンペーン期間 : 7月22日(土)10:00〜7月28日(金)23:59


★チケットのお申込み


 ■ NBSチケットセンター 
 TEL: 03-3791-8888  (平日10:00-18:00 / 土曜 10:00-13:00)



明日(7/22[土])10時 バイエルン国立歌劇場日本公演 二次発売開始!!

公演関連情報 2017年7月21日 20:29

明日(7/22[土])10時 バイエルン国立歌劇場日本公演 二次発売開始!!

2017年7月21日


バイエルン国立歌劇場の日本公演まであと2か月と迫ってまいりました。
このたび、NBSチケットセンター(電話予約)、NBS WEBチケット限定で明日(7/22[土])10時より2次発売を実施いたします。

2次発売では、関係者席(S席〜B席)の一部を開放いたします。
ご希望の日程でお席が確保できなかった方は、ぜひこの機会をご利用いただき、改めてお申し込みください。

また、今回は ★バイエルン国立歌劇場2次発売特別キャンペーン★として、7/22(土)〜7/28(金)までの期間内にS、A席をご購入いただいた方から、抽選で50名様にバイエルン国立歌劇場『タンホイザー』2017年5月プレミエ公演の現地プログラムをプレゼント!!

現地でしか購入できない貴重なプログラムがあたるかもしれないチャンスです。

どうぞこの機会をお見逃しなく!!

※D・E・F券とエコノミー券は全日程で完売となっており2次発売でも追加販売はございません。

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バイエルン国立歌劇場2次発売特別キャンペーン
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キャンペーン期間内にバイエルン国立歌劇場日本公演のS、A席をご購入いただいた方の中から抽選で50名様に、『タンホイザー』2017年5月世界初演の現地プログラムをプレゼントいたします。

★キャンペーン期間:7月22日(土)10:00〜7月28日(金)23:59

◇公演概要◇
 バイエルン国立歌劇場 2017年日本公演
 2017年9月21日(木)〜2017年9月29日(金)
>>>公式サイト http://www.bayerische2017.jp/

■R.ワーグナー作曲『タンホイザー』
 指揮:キリル・ペトレンコ

【公演日程】
 9月21日(木)3:00p.m.
 9月25日(月)3:00p.m.
 9月28日(木)3:00p.m.

【入場料・税込】
 S=65,000円 A=59,000円 B=54,000円 C=42,000円 

【公演会場】
 NHKホール

■W.A.モーツァルト作曲『魔笛』
 指揮:アッシャー・フィッシュ

【公演日程】
 9月23日(土・祝)3:00p.m.
 9月24日(日)3:00p.m.
 9月27日(水)6:00p.m.
 9月29日(金)3:00p.m.

【入場料・税込】
 S=56,000円 A=49,000円 B=42,000円 C=35,000円

【公演会場】
 東京文化会館

■2公演共通
 ※未就学児童のお子様はご入場いただけません。
 ◇セット券は2演目のS,A,B,券を対象とします。
 ※2演目が同枚数であれば、公演日およびS,A,B,券の別は自由にお選びいただけます。
 ※2演目セット券特典 バイエルン国立歌劇場プログラムを1セットにつき1部進呈

■チケットのお申込み

NBS WEBチケット

NBSチケットセンター TEL:03-3791-8888(平日10:00-18:00 / 土曜 10:00-13:00)


伝説の名演出「魔笛」〜舞台美術からその魅力にせまる〜後半

公演関連情報 2017年7月19日 20:26

伝説の名演出「魔笛」〜舞台美術からその魅力にせまる〜後半

2017年7月19日


バイエルン国立歌劇場に28年も勤務されている唯一の日本人スタッフ、三浦真澄さん(舞台背景画家)へのインタビュー。
後半では"バイエルン"という劇場そのものの魅力についても語ってくれました。

Q1 これまでのキャリアを教えていただけますか?また、現在バイエルン国立歌劇場で担当されているお仕事の内容をお話いただけますか?

大学を卒業してから28年間、バイエルン国立歌劇場で働いています。もともと日本では西洋画を学んでいたのですが、大学時代ミュンヘンに留学し、ミュンヘン大学の美術史科で2年間勉強しました。もともとオペラが好きで、留学中に舞台美術というものに出会い、1988年にちょうど劇場で実習をする機会があったので1年間参加し、翌年からは正規のメンバーとして働きはじめました。

今は背景画家として、オペラ、バレエの舞台の背景画(幕)を描いています。ちょうど来週からは日本公演で上演する『魔笛』の手直しなどの作業がはじまります。あとはオペラフェスティバルで上演する『オベロン』の幕を描く仕事があります。

1枚の背景幕を一人の背景画家が描き上げる

Q2 三浦さんがバイエルン国立歌劇場で働いてみた印象はいかがでしょうか?

まずは環境がとても整っているということですね。バイエルンの特徴として、1枚の背景幕を一人の背景画家が描き上げるということがあげられます。もちろん、下塗りは何人かに手伝ってはもらいますが、やはり複数の画家が描くと、タッチの違いなどで微妙な「ズレ」が出てきてしまいます。ですが、1名で描くとその心配はありません。日本では1枚の幕を10〜15名ほどで描きますから、これはとても贅沢なことだと思います。

工房は劇場から車で25分くらいのところにあり、幕を床に広げて描けるだけの十分なスペース(25m×90mくらい)も確保されています。

あとは土地柄、明るい人が多いような気がします。ミュンヘンは最北のイタリアの都と言われていまして、一般的にイメージされる、硬い、暗い、生真面目なドイツ人、という感じではないと思います。
劇場もとてもアットホームな雰囲気で働きやすい環境が整っています。

Q3 1枚の幕を描くのにどのくらい時間がかかるものなんでしょうか?

プロダクションによってかなり差はあるので一概には言えないのですが、2か月くらいかかって描くこともあります。

Q4 これまでに描かれた幕の中で、特に印象に残っているのはどの作品でしょうか?

色々ありますが、最近ではR・ジョーンズ演出の『ヘンゼルとグレーテル』が印象に残っています。魔女の舌が出ているような絵なのですが、原画はパステル調というか、水彩で大胆に、いきおいで描いたようなものでしたので再現するのがなかなか大変でした。

Q5 背景画を描くのに特殊な絵の具などを使うのでしょうか?

水性の絵の具(アクリル絵の具)ですね。乾くと耐性ができるというタイプのものです。

Q6 最近はコープロダクションも盛んですから、他の劇場と仕事をされている機会も多いのでしょうか?

コープロダクションといっても様々なかたちがあります。たとえば今年の2月にプレミエを迎えた『セミラーミデ』はロイヤル・オペラとの共同制作ですが、美術や装置などはすべてバイエルンで作っています。

バイエルンでは特にプレミエの場合、初日の1ヵ月前には全部完成していなければならないのです。

背景画の製作の工程

Q7 一か月前、ということはかなり早くはないでしょうか?

なぜ一か月前かというと、バイエルンの場合は初日の4週間前には大道具を搬入し、オリジナルのものを使って歌手が1ケ月舞台稽古をできるようにしているんです。バイエルンは舞台がとても大きいので大変ですね。

あと先ほどの質問で他と違うという点ですが、背景画ということでいえば、その製作の工程には大きく分けると2つあります。ひとつがイタリア式、もうひとつが英国式と呼ばれています。

イタリア式では、布を床にはって、そのうえに立って描きます。イタリアの他、ドイツ、フランスの劇場でよく行われる方法です。一方の英国式では壁に布をつるし、つるした布を少しずつ引き出しながら描きます。どちらの方法も一長一短で、例えばイタリア式はしっかり描きこむことができる反面、製作のために広いスペースが必要で、俯瞰して観ることができません。英国式は離れたところから観て描けるというメリットはあるものの、どうしても絵の具が垂れてしまう・・・など。

背景幕はやはり客席から観るものですから、やはり舞台につって、客席からみてみないとわからない、というのが正直なところです。

Q8 先ほど一人の画家が1枚の画を一人で描く、というお話がありましたが、他にバイエルン国立歌劇場の独自性、「これができるのはバイエルンだからこそ!」という点や、劇場の特徴がありましたらお話いただけますか?

バイエルンの劇場というのは、1818年に創られました。そのとき、当時の国王が 「劇場を市民に開放する」と言って、BOX席をほとんどつくらず、客席に仕切りがないという馬蹄形の劇場にはとても珍しい創りにしたんです。そのため、音響がとても良いのです。特に上の階は本当に音がよく聞こえますから、ファンの中にはあえて上の階の席を選ぶ人もいます。

創立のあとには火事で焼けてしまったのですが、1963年に再建され、今の建物ができました。ですが、地下の古い部分は昔のままなんです。そのせいか、舞台の上の立つとゾクゾクするんですよ。これまでの歴史の重み、昔の香り、そして舞台の誇りというとでもいうのか、目には見えませんが下から伝わってくるような空気があって本当に圧倒されます。

あとは舞台の広さですね。変形四面舞台とでもいいますか、METよりも広いんです。今はとにかく上演する演目が多いので、常に袖には複数の演目がスタンバイしている状況です。使えるスペースはすべて使っています(笑)。

photos:Wilfried Hoesl

★バイエルン国立歌劇場 二次発売は7月22日(土)10:00より

NBSチケットセンター TEL:03-3791-8888

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伝説の名演出「魔笛」〜舞台美術からその魅力にせまる〜前半

公演関連情報 2017年7月18日 20:21

伝説の名演出「魔笛」〜舞台美術からその魅力にせまる

2017年7月18日


いよいよバイエルン国立歌劇場の日本公演まで2か月とせまってまいりました。
今回上演する『タンホイザー』、『魔笛』、いずれも歌劇場が得意とする作品ですが、中でも『魔笛』は初演以来39年間、毎年のように上演され続けてきた大ヒットプロダクション。次々と新演出がうまれるドイツの劇場において、一つの演出がこれほどまで長く変えられずに上演されるというのは極めて珍しいことです。
そんな万人に愛される『魔笛』の魅力について、バイエルン国立歌劇場に28年も勤務されている唯一の日本人スタッフ、三浦真澄さん(背景画家)にたっぷりと語っていただきました。本日から2回にわたってお届けします。

Q1 今回日本公演では『タンホイザー』と『魔笛』の2作品を上演いたします。この演目を日本で上演することにおいてはどのように思われますか?

バイエルンでは「HOUSE GOD」と呼ばれる3人の作曲家がいます。モーツァルト、R・シュトラウス、そしてワーグナーです。劇場としてもゆかりの深いこの3名の作曲家の演目に特に力を入れていますので、その作曲家のオペラを日本にもっていけるのはやはりいいなと思います。

バイエルン国立歌劇場 オーケストラピットからみた客席

バイエルンでは新しい演出が多いのですが、『魔笛』、『チェネレントラ』、『ボエーム』、『ばらの騎士』など、一部のオペラは伝統的な演出を続けています。演出を変えるか否かというのはその時の総裁が決定することですが、やはり昔からのお客様を大事にしているといいますか、レパートリーは劇場にとっての財産ですから、傷んだ部分を修復しながら大切に使っています。背景画はそれほどでもないのですが、やはりパネルは舞台上で組み立てたり解体したりするものなので、一定の期間で修復をしないと持ちません。

その意味で、今回の日本公演では映像なども使った最新の『タンホイザー』と絵(画)で魅せる伝統的な『魔笛』、バイエルンという劇場の2つの面を観ていただけるというとても良い組み合わせだと思います。

"幕だけで魅せることができる"『魔笛』

Q2 特に『魔笛』のプロダクションには深く関わっていらっしゃるとのことですが、三浦さんからみてどのような点が魅力だと思いますか?また、「ココが面白い」というポイントがありましたらぜひお話ください。

この『魔笛』は1970年代に創られたものでもう40年近くになります。時代とともに少しずつ演出の内容も変わってきたのですが、10年ほど前、"もう一度『魔笛』を復活させよう"ということで、昔のデザイン画とその時に舞台で使っていたものを見比べ、(美術を担当した)ユルゲン・ローゼさんにも来ていただいて検証したんです。やはり長い年月の間に欠けていったものがありますから、その部分を描きなおし、それからローゼさんが新たに手を加えたりして復活させ、現在にいたります。

この演出の特徴としては最後のタミーノとパミーナによる火と水の試練の場面では大きな仕掛けがあるのですが、それ以外の場面では"幕だけで魅せることができる"という点が挙げられます。

70年代は今のような技術がなかったので、紗幕をよく使っていたんです。たとえば、紗幕に透けない布を貼って、正面から照明をあてると紗幕に描かれた画がうきあがります。後ろから照明をあてると紗幕の画はとんでしまい、布のシルエットが際立ってみえるというように、シンプルながらに非常によく考えられた演出です。

例えば、1幕で夜の女王が登場するシーン。客席からみると幕にライトがついていて、それが光っているようにみえます。今の演出ならばLEDライトをつけてそのようにするかもしれませんが、この演出では違います。小さな穴が無数にあいた幕を用意して、そのすぐ後ろに透ける白いスクリーンをたらします。そのスクリーンの後ろから光を当てると、穴から光がもれ、まるでライトがついているように輝きだすという仕掛けなのです。他にも、モノスタトスが寝ているパミーナに近づく場面では、彼の家来たちが後ろの幕をくるくるとまるめてもっていってしまうと、その後ろにパミーナがいたりと、ちょっとした幕の使い方で非常に効果的に魅せています。

今の若い方はこの『魔笛』のようなオペラを観ていないので、このような技術を知らないんです。その意味でもとても貴重な演出だと思います。

色彩的にもきれいな、まるで上質な絵本のような舞台です

Q3 そんな仕掛けが隠されていたんですね、場面の転換もとてもスピーディーですが、装置や衣裳もとても美しいプロダクションですよね?

そうですね、やはり『魔笛』の決定版と言ってよいと思います。演出と美術がうまく連携していますし、良い意味でローゼの子どものような面が出ていると思います。グレーの背景の前に鮮やかな衣裳を着た人物を配置するなど、色彩的にもきれいな、まるで上質な絵本のような舞台です。

今のオペラ上演ではライトデザイナーがかなりの決定権をもっているのですが、初演された当時、特にドイツの劇場では、劇場付きの照明家が演出家や美術担当者の意図を再現することに心をくだいていました。そのため、この演出ではローゼの良いところが全部出ていると思います。

  

Q4『魔笛』などは幕の数が多くて描くのが大変そうですが・・・

そうですね、作品によって幕の数は全然違いますが、『魔笛』は10本以上あります。私も『魔笛』に関しては傷んでいるところを色々と描きました。

『魔笛』の場合は「流れ幕」といって、場面にあわせて舞台の上手から下手へ、というように幕が移動する演出があるんです。この方法は今のオペラではなかなか使われない方法ですので観ていても面白いと思います。

Q5 昔の演出には優れている部分がたくさんあるんですね! 他にも、歴史あるプロダクションでなるほどと思うところはありますか?

まず言えるのが、とにかく昔のパネルなどは「軽い」ということです。今は骨組みをアルミで作り、それにベニヤの合板を組み合わせるのですが、昔はすべて木でした。もちろんアルミの方が丈夫ではありますが、でも『魔笛』のように40年ももつかというと、そんなことはないと思います。

以前『ボエーム』を修復したときは、古いものと新しいものを並べて、古いものをみながら新しいものをつくっていったのですが、重さがあまりにも違うので驚きました。

photos:Wilfried Hoesl

★バイエルン国立歌劇場 二次発売は7月22日(土)10:00より

NBSチケットセンター TEL:03-3791-8888

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ロメオ・カステルッチの語る 新『タンホイザー』~エピソード4「腐敗」




 演出家ロメオ・カステルッチの語る演出コンセプト、いよいよ最終回になりました! 

HP4.jpg
~ 『タンホイザー』 リハーサル風景 ~

HP5.jpg
~ 『タンホイザー』 第3幕より クラウス・フロリアン・フォークト(タンホイザー役) ~




 エピソード4は「腐敗」をテーマに語っています。これまでの3つのエピソード(金の円盤、弓と矢、肉欲)とあわせてご覧いただくと、カステルッチが目指そうとした『タンホイザー』の世界がみえてくるかもしれません。
 新たな『タンホイザー』の舞台が日本にくるまであと3か月! 本番まで楽しみにお待ちください!




(翻訳)
ロメオ・カステルッチの新演出におけるシンボル ~ エピソード4  「腐敗」

これは身体の衰退、腐敗のプロセスです。
ここでは、体内時計を感じることになるでしょう。
私たちに課せられた体内時計、しかし同時に、それは時をも超越するのです。
原子の最終段階にまで到達した時、出会いは叶えられます。
タンホイザーの塵とエリーザベトの塵はついに抱擁しあい、一つになれるのです。













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