バランシン「ジュエルズ」のエメラルドを踊るコヴィエッロ (ミラノ・スカラ座バレエ団での公演より)
今秋のミラノ・スカラ座バレエ団日本公演「ロミオとジュリエット」9月21日(土)昼公演でロミオを演じるクラウディオ・コヴィエッロが、去る5月4日、ミラノ・スカラ座において、「ジゼル」のアルブレヒトを演じた後、弱冠21歳でプリンシパルに任命されました。
イタリアのポテンツァに生まれ、ローマ歌劇場バレエ団のバレエ学校で学んだコヴィエッロは、瞬く間にその才能を開花させ、2010年にミラノ・スカラ座バレエ団へと入団。翌2011年にはDanza & Danzaの最優秀新人アーティストに選ばれました。
コヴィエッロの躍進を契機づける出来事は2カ月前の3月にも。ミラノ・スカラ座での「ノートルダム・ド・パリ」の公演で、開演30分前になってのドクターストップで降板を余儀なくされたイワン・ワシーリエフの代役をコヴィエッロは急遽務めたのです。実力派とはいえ、若手新進ということで、複雑な雰囲気のなかで幕が上がったのは当然のことだったでしょう。しかし、コヴィエッロの踊りは客席を満足させ、終演時には喝采を獲得しました。
いま最もホットな注目のダンサー、伸び盛りの若手実力派のロミオに、どうぞご期待ください。
会場:東京文化会館
2013年
9月20日(金) 6:30p.m./
9月21日(土) 12:00p.m.
9月21日(土) 6:00p.m./
9月22日(日) 3:00p.m.
9月23日(月・祝) 1:00p.m.
【予定される主な配役】
ジュリエット:
アリーナ・コジョカル(9/20、9/22)
ナターリヤ・オシポワ(9/21夜、9/23)
ペトラ・コンティ(9/21昼)
ロミオ:
フリーデマン・フォーゲル(9/20、9/22)
イワン・ワシーリエフ(9/21夜、9/23)
クラウディオ・コヴィエッロ(9/21昼)
指揮:デヴィッド・ガーフォース
演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団
【入場料(税込み)】
S=¥18,000 A=¥16,000 B=¥14,000
C=¥11,000 D=¥8,000 E=¥5,000
*エコノミー券、学生券は7月27日(土)より受付
エコノミー券=¥4,000(イープラスのみ)
学生券=¥2,000(NBS WEBチケットのみ)
★ペア割引券(S,A,B席)あり ★親子ペア券(S,A,B席)あり