リッカルド・ムーティ、シカゴ響音楽監督契約延長

 今年5月にはローマ歌劇場を率いて来日するリッカルド・ムーティ。オペラで力を注ぐローマ歌劇場と並行して、マエストロは2010年よりシカゴ交響楽団音楽監督を務めていますが、去る2月初旬、この契約が2020年まで延長されることが発表されました。
 昨年、ヴェルディの200回目の誕生日である10月10日に、シンフォニーセンターで「レクイエム」の演奏を行い、そのメモリアルイヤーを祝ったムーティ&シカゴ響。ムーティは、シカゴ響でも「世界最大のヴェルディ理解者」として手腕を発揮したのです。また、このほかの意欲的なプログラムやレコーディングによる活躍も、今回の契約延長の要因となったと言えるでしょう。
 ますますエネルギッシュなマエストロ! ヴェルディ・オペラの真髄を聴かせてくれるローマ歌劇場日本公演への期待が、さらにさらに膨らみます。


東京バレエ団「ロミオとジュリエット」初演
ノイマイヤーも賛辞を贈る大成功!

 2月6 日〜9日、ノイマイヤー振付「ロミオとジュリエット」の東京バレエ団初演公演が行われました。
 振付家のジョン・ノイマイヤーは、この公演のために1月末から来日し、直接指導にあたりましたが、そこでは、オリジナルにさらに手を加えた、東京バレエ団ならではのアイディアも盛り込まれました。初日終演後、ノイマイヤーは、リハーサルを通して感じた東京バレエ団団員たちの熱意と、そこから生み出された公演の成功に喜び、賛辞を贈りました。

NBSについて | プライバシー・ポリシー | お問い合わせ