速報! 大盛況に沸いたオーストリア&ドイツ公演
クラーゲンフルトでの驚嘆のセンセーションとシュツットガルトでの万雷の拍手

 5月下旬からスタートした東京バレエ団第27次海外公演。前半のオーストリアのクラーゲンフルトとドイツのシュツットガルトでの公演は、各地の新聞でも絶賛される大成功をおさめました。
 今回が初訪問となったクラーゲンフルト市立劇場における公演は、5月22日から6月4日にかけての全12公演。モーリス・ベジャール振付の「舞楽」「チェロのための5つのプレリュード」、ジョン・ノイマイヤー振付の「スプリング・アンド・フォール」、フェリックス・ブラスカ振付の「タムタム」が上演されました。初日からの大盛況、連日の熱いカーテンコールに、同劇場のフローリアン・ショルツ総裁からは「こんなセンセーションは毎年あるものではありません!」と驚嘆の声があがったほどでした。
 また、地元"クローネン”紙では、「東京バレエ団による舞踊の極みに観る、偉大なる振付家たちの作品」と題した記事で、素晴らしい公演への賛辞が掲載されました。
 続く6月7、8日には、シュツットガルト州立劇場での「ザ・カブキ」上演。両日ともに満員の大盛況で、客席からは万雷の拍手が贈られました。
 東京バレエ団は、ドイツでの公演後、一時帰国し、6月27、28日のローマのカラカラ野外劇場公演のため再び渡欧します。世界屈指の観光地にして、ローマの夏の風物詩となっているカラカラ野外劇場での公演の模様は、本紙次号にてご報告します。

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