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  東京バレエ団 ジゼル  
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「ジゼル」



 ウクライナのクリヴォイログに生まれる。4歳からバレエを学んだ後、10歳からボリショイ・バレエ学校に入学。’86年の卒業と同時にモスクワ・クラシック・バレエ団に入団し最年少のソリストとして活躍。
 ’86年ヴァルナ国際コンクールでグランプリを獲得したほか、’88年モスクワの全ソ・コンクールでは第1位とモダン・ダンス特別賞を受賞、’89年のモスクワ国際コンクールで金メダル。’91年にはイタリア、ヴィニャーレのサマー・フェスティバルで批評家協会賞、同年パリでセルジュ・リファール賞を受賞。ヨーロッパの批評家に“今世紀を代表するダンサー”と評される。
 ’92年にロシアを離れ、ウィーン国立歌劇場バレエ団のファースト・ソリストとなる。’94年にはカナダ・ナショナル・バレエ団のプリンシパル・ダンサーとしても契約。’95年にはアメリカン・バレエ・シアター(ABT)のダンサーとしてニューヨークのメトロポリタン・オペラハウスに出演。このほか、ウィーン国立劇場バレエ団のゲスト・プリンシパルとして各地で活躍。
 ’99年、ウィーン国立歌劇場バレエ団のために『ラ・バヤデール』を演出し、振付家としても活動を始めた。’01年3月には、同バレエ団のためにヴェルディの『グスタフ王または仮面舞踏会』を振付・演出した。
 ’02年秋、ベルリン国立歌劇場バレエ団の芸術監督に就任。同年12月には自身の版による『ラ・バヤデール』を演出および主演。’04年3月には自身による新演出『シンデレラ』を上演。来シーズンよりベルリン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、コーミッシュ・オペラというベルリンの3つの歌劇場のバレエ団が統合されて誕生する、ベルリン国立バレエ団の初代芸術監督に就任する。
また、ロシアのテレビ『ブラヴォー・マラーホフ』、ヨーロッパ文化放送網の『ナルシス;マラーホフというダンサー』、CBCによる『トゥルー・プリンス』などの番組が、彼のために制作されている。
 ’02年12月、“バレエ界のオスカー”を標榜するモナコ「ニジンスキー賞」の男性ダンサー部門を受賞。
 古典から現代振付家作品まで幅広いレパートリーをもち、また、多くの振付家が彼のために作品を振付けている。



 横浜市出身。6歳より母親からバレエを習う。16歳からたびたびモスクワを訪れ、ボリショイ劇場でアサフ・メッセレルやマリーナ・セミョーノワほかの指導を受けた。
 ’87年、東京バレエ団に入団し、詩情あふれる典雅な踊りとドラマティックな表現力でたちまち大輪の花を咲かせる。’88年のヨーロッパ公演で『ザ・カブキ』の顔世に抜擢され、同年秋の<ベジャール・バレエ・ガラ>ではベジャール・バレエ団のダンサーとともに『舞楽』を踊る。’91年8月、<第6回世界バレエフェスティバル>でファルフ・ルジマートフと『バヤデルカ』を踊る。11月にはリトアニアの首都ビリニュスの国立オペラ・バレエ劇場に招かれ、『ジゼル』全幕を踊って好評を博す。’92年秋のロシア/ウクライナ公演では、『ザ・カブキ』の顔世と『ラ・シルフィード』をボリショイ劇場、マリインスキー劇場、シェフチェンコ劇場公演で踊り、“日本のマリー・タリオーニ”と最大級の賛辞を贈られた。’96年12月『くるみ割り人形』の舞台上で転倒、大怪我に見舞われたが、’98年6月『ジゼル』横浜公演で復帰を果たした。同年12月にはロシアのチェリャービンスク国立オペラ・バレエ劇場に招かれ、『ジゼル』とワシーリエフ振付の『アニュータ』に主演。’99年にはウラジーミル・マラーホフと『ジゼル』で共演、秋にはアロンソ振付『カルメン』でタイトルロールを踊った。  2000年はノイマイヤーの新作『時節の色』(“想い出”)と『スプリング・アンド・フォール』に主演、キリアン振付『ドリームタイム』を初演。夏には第9回世界バレエフェスティバルでセルゲイ・フィーリンと共演し、10月の<ベジャール・ガラ2000>では『バクチ』を踊った。’01年6月には『ドン・キホーテ』初演ではキトリとドゥルシネア、若いジプシーの娘を好演。’02年は6月『ラ・シルフィード』、10月『ドン・キホーテ』などに主演した。’03年6月シルヴィ・ギエム・プロデュース<三つの愛の物語>で、『カルメン』でタイトルロールを踊っている。



 幼い頃からバレエを始め、1985年<全日本バレエコンクール>ジュニア部門第1位 。’86年スイスのサンガレン州立バレエ学校に入学。’89年4月、東京バレエ団に入団。
 入団後まもなく『眠れる森の美女』のリラの精、ベジャール振付『ザ・カブキ』顔世御前、など主要な役どころをまかされ、見事期待に応える。’93年の『M』世界初演ではベジャールに見出され、生命と再生の源を象徴する女で一躍注目を集める。’94年『パーフェクト・コンセプション』世界初演では、キリアンのミューズとして印象的な踊りを披露。  ’97年にはウラジーミル・マラーホフを相手に『白鳥の湖』のオデット/オディールを踊り、高い評価を得た。’99年3月にはベジャール振付『くるみ割り人形』日本初演の主人公ビムの“母”役で充実ぶりを示した。2000年2月、ノイマイヤー振付『時節の色』世界初演では春、夏を演じる。’01年6月ワシーリエフ振付『ドン・キホーテ』初演ではキトリ/ドゥルシネア、若いジプシーの娘を踊った。’02年6月『白鳥の湖』、11月の『ドン・キホーテ』に主演している。’03年1月には東京バレエ団初演『ギリシャの踊り』でパ・ド・ドゥとハサピコを、11月には、ダニエル・バレンボイム指揮シカゴ交響楽団の演奏でベジャール振付『春の祭典』を踊り、安定した舞台を見せた。また、’03年のユニクロ秋冬キャンペーンのCMにも出演している。今年(’04年)は1月にロベルト・ボッレとの共演で「白鳥の湖」に主演、5月には、東京バレエ団第21次海外公演において、フィレンツェ五月音楽祭で「ドン・キホーテ」のキトリを踊る。167センチの身長、伸びやかな爪先など、日本人離れした恵まれたプロポーションを活かした透明感のある叙情的な表現が魅力のダンサー。








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