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 2004年、ベルリンにドイツ最大規模のバレエ団——ベルリン国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン・コーミッシェ・オペラの三大歌劇場バレエ団を統合した、ベルリン国立バレエ団が誕生しました。芸術監督としてこれを率いるのは、世界のプリンスとして名高い国際スター、ウラジーミル・マラーホフ。ここ数年、マラーホフの精力的な活動によって火が灯されたベルリンのバレエ人気は、大きな勢いとなって広がっています。かつての国立歌劇場とドイツ・オペラ・バレエが持つ、古典から現代物まで多くのレパートリーと、マラーホフの名声を慕って、ここには世界中から優秀な若手ダンサーが続々と集まっています。今、ベルリンは欧州バレエの台風の目といえる存在なのです。
今回の初来日公演で上演されるのは、マラーホフ自身が初めて振付・演出を手掛けた「ラ・バヤデール」と、巨匠モーリス・ベジャールの超大作「ニーベルングの指環」という、新生ベルリン国立バレエ団を象徴する２作。マラーホフが手塩にかけて育てている逸材ポリーナ・セミオノワをはじめ、ベルリンの才能ある若手たち、マラーホフのベスト・パートナーであるゲストのディアナ・ヴィシニョーワ、そして何よりもマラーホフ自身が、特別な思い入れのある日本の舞台で、その魅力を最大限に発揮しようと期待をもって取り組む本公演は、絶対に見逃せません！ |
