財団法人 日本舞台芸術振興会
HOME最新情報NBS公演一覧チケットの予約チケットの予約






過去の公演情報
  東京バレエ団「ユカリューシャ」  
    公演概要  
    プログラム  
    斎藤友佳理プロフィール  
  過去の公演一覧にもどる  

ユカリューシャ
斎藤友佳理 yukari saito
 横浜市出身。6歳より母親からバレエを習う。16歳からたびたびモスクワを訪れ、ボリショイ劇場でアサフ・メッセレルやマリーナ・セミョーノワほかの指導を受けた。  ’87年、東京バレエ団に入団し、詩情あふれる典雅な踊りとドラマティックな表現力でたちまち大輪の花を咲かせる。’88年のヨーロッパ公演で『ザ・カブキ』の顔世に抜擢され、同年秋の<ベジャール・バレエ・ガラ>ではベジャール・バレエ団のダンサーとともに『舞楽』を踊る。
’91年8月、<第6回世界バレエフェスティバル>でファルフ・ルジマートフと『バヤデルカ』を踊る。11月にはリトアニアの首都ビリニュスの国立オペラ・バレエ劇場に招かれ、『ジゼル』全幕を踊って好評を博す。’92年秋のロシア/ウクライナ公演では、『ザ・カブキ』の顔世と『ラ・シルフィード』をボリショイ劇場、マリインスキー劇場、シェフチェンコ劇場公演で踊り、“日本のマリー・タリオーニ”と最大級の賛辞を贈られた。
’96年12月『くるみ割り人形』の舞台上で転倒、大怪我に見舞われたが、’98年6月『ジゼル』横浜公演で復帰を果たした。同年12月にはロシアのチェリャービンスク国立オペラ・バレエ劇場に招かれ、『ジゼル』とワシーリエフ振付の『アニュータ』に主演。’99年にはウラジーミル・マラーホフと『ジゼル』で共演、秋にはアロンソ振付『カルメン』でタイトルロールを踊った。
 2000年はノイマイヤーの新作『時節の色』(“想い出”)と『スプリング・アンド・フォール』に主演、キリアン振付『ドリームタイム』を初演。夏には<第9回世界バレエフェスティバル>でセルゲイ・フィーリンと共演し、10月の<ベジャール・ガラ2000>では『バクチIII』を踊った。’01年6月には『ドン・キホーテ』初演ではキトリとドゥルシネア、若いジプシーの娘を好演した。
’04年8月<東京バレエ団40周年記念ガラ>ではノイマイヤー振付『椿姫』のパ・ド・ドゥをバレエ団初演し、また『レ・シルフィード』のプレリュードを踊り、詩情あふれる表現力でいずれも絶賛を浴びた。11月『ジゼル』では5年ぶりにマラーホフと共演、好評を博した。12月は『くるみ割り人形』のクララを踊る。’05年2月『ラ・シルフィード』に主演。マチュー・ガニオと初共演を果たす。3月には『ジゼル』と<東京バレエ団創立40周年記念ガラ>の成果が認められ、平成16年度(第55回)芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。 
 2002年世界文化社より、それまでの人生を綴った自著「ユカリューシャ」を上梓。ダンサーとして、母として、1人の女性としての率直な想いが感銘を呼んでいる。今回の公演名も、友佳理のロシアでの愛称“ユカリューシャ”という、本書のタイトルに因んで付けられている。






   サイトマップ   |   お問い合せ   |   NBSについて

Copyright by 財団法人日本舞台芸術振興会