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 東京バレエ団のトップ・プリマとして大輪の花を咲かせ、国内外で高い評価を得てきた斎藤友佳理。平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞受賞をきっかけにその実力が改めて広く認知され、また昨年夏の記念公演<ユカリューシャ>では多彩なプログラムを通した芳醇かつ幅広い芸術が絶賛を博しました。
 その斎藤友佳理がこのたびは、自身がもっとも愛し得意とするロマンティック・バレエの名作『ジゼル』全幕を、受賞記念第2弾として披露します。
 早くから愛らしくしなやかな『ラ・シルフィード』の演技で評判をとり、“日本のマリー・タリオーニ”と呼ばれた斎藤ですが、バレエ・ブランのもう一方の名作『ジゼル』は、国内では1999年、彼女の舞踊人生をあやぶませた怪我からの復帰直後の舞台が、奇跡的な名演として語り草になっています。女性として母として、人生の転機を経るうちに舞台の表現もしだいにドラマティックな志向を深めたのでしょうか。その演技は、愛らしく、狂おしく、そして冷たいウィリの面に熱い魂を秘めて‥と、さまざまな表情を見せながら深まっています。そして2004年、ジゼルとアルブレヒトが互いの魂で強く結ばれていると感じさせる、ウラジーミル・マラーホフとの共演が、芸術選奨受賞の対象にもなったのです。
 今回パートナーを務めるのは、ボリショイ・バレエ団屈指のダンスール・ノーブル、セルゲイ・フィーリン。第10回世界バレエフェスティバルで『ラ・シルフィード』など息の合った踊りを見せて以来、久々の共演で、全幕を組んで踊るのは初めてとなります。若々しく端正な貴公子ぶりに、近年情感が滲みでるようになっただけに、ロマンティックで陰影に富むアルブレヒトを見せてくれるにちがいありません。
 上演のたびに新たな“ユカリューシャ伝説”を生み出す斎藤友佳理が、新たなパートナーと、そして充実した東京バレエ団のソリスト・アンサンブルと紡ぎあげる『ジゼル』にどうぞご期待ください!
 
公演日程・会場
2006年3月22日(水)6:30p.m.
ゆうぽうと簡易保険ホール
入場料(税込)

S=¥11,000 A=¥9,000 B=¥7,000 C=¥5,000 D=¥4,000
学生券=¥2,000(NBSのみで2月17日(金)より受付)
※学生券は22歳までの学生を対象とします。公演当日に必ず学生証をお持ちください。
※未就学児童の入場はお断りいたします。

出演者
 日本が世界に誇るロマンティック・バレリーナ。モスクワで往年の名バレリーナ、マリーナ・セミョーノワなどに師事する。「ラ・シルフィード」「ジゼル」など、バレエ・ブランの名作を典雅かつドラマティックに演じることで定評がある。92年ロシア/ウクライナ公演では「ラ・シルフィード」を演じて“日本のマリー・タリオーニ”という最大級の賛辞を贈られた。
 瑞々しい青年らしさを個性にもつボリショイ屈指のダンスール・ノーブルの一人。端正なテクニックに加えて、近年は輪郭のくっきりした存在感ある表現力で充実した演技を見せる。あらゆる古典バレエをレパートリーにもち、斎藤友佳理とは第9回世界バレエフェスティバルで『ラ・シルフィード』第2幕と『アニュータ』パ・ド・ドゥを共演した。
出演:東京バレエ団
指揮:福田一雄
演奏:東京ニューシティ管弦楽団
お問合せ・お申し込み
横浜公演
2006年3月19日(日)3:00p.m. 神奈川県民ホール
お問い合わせ:県民ホールチケットセンター TEL : 045-662-8866


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