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  私は「ジゼル」という作品が大好きです。この作品は真実の愛を謳い、真の温かな感情が溢れているからです。本当に美しいバレエですし、愛をテーマにしているので、多くの人の心に届き、世界中の人に愛されています。古典バレエの中でも最も優れた作品の一つだと思います。「ジゼル」を日本で踊るのは久しぶりですので、私自身とても楽しみにしています。

前回友佳理と踊ったのは、2000年の第9回世界バレエ・フェスティバルです。ピエール・ラコットの『ラ・シルフィード』第2幕の抜粋と『アニュータ』のアダージオを踊りました。ラコット版の『ラ・シルフィード』を踊るのは初めてだったので、友佳理に大いに助けられました。その後でこの作品を踊る時もこのときの経験を活かして踊っています。『アニュータ』はワシーリエフとマクシーモワに指導してもらったのですが、友佳理はすべての感情を注ぎ込んで踊ってくれました。とても大切な思い出ですね。

友佳理は素晴らしいダンサーです。踊りには説得力があり、情熱的です。彼女は天性のバレリーナなのです。また、卓越したダンサーであると同時に、友佳理は人間的にも素敵な女性です。そして私にとって良きパートナーでもあります。彼女は作品や役について深く考え、多くを感じられる人ですから、今回も私たちは素晴らしい舞台を創りあげることができると信じています。大好きな「ジゼル」を日本で友佳理と踊る機会に恵まれたことを本当に幸せに思っています。
 
 
 
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【コメント日本語訳】 日本に来て、日本の劇場で、日本の観客の皆さんの前で踊ることは、私にとって大きな喜びであり、幸福です。なぜなら、日本の観客は(バレエへの)造詣が深く、非常にあたたかいからです。そのおかげで、ダンサーは観客が大いに感応してくださると確信をもって、いつも日本の舞台に立つことができます。ダンサーは常に完璧な健康状態で舞台に臨まなければならず、完成された舞台をお見せしなければならないのですが、日本の観客はいつも温かく迎えてくださることがわかっているので、(必要以上のストレスを感じることがなく舞台に立つことができ)私たちは皆さんを愛するのです。
 日本の観客の皆さんのあたたかさと、日本で私が踊ることを歓迎してくださることに、深く感謝しています。ここ日本の劇場でたくさんの素晴らしい舞台を皆さまにお見せできることを願うと同時に、皆さまのご多幸を心からお祈りしています。本当にありがとう!
 
 
 


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