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公演概要 ファルスタッフ トゥーランドット フィレンツェ歌劇団 ニュース
フィレンツェ歌劇場
第1幕
   夕暮れどきの北京の広場。月の出るのを待って、若きペルシャの王子の処刑が行なわれようとしている。彼は、氷のような心をもつトゥーランドット姫が出した謎を解くことができなかったのだ。ひしめく群衆の騒然のなかで、国を追われ、離ればなれになっていた国王ティムールと息子カラフは思いがけない再会を喜ぶ。しかし、いよいよ処刑のときを迎え、姿を現したトゥーランドット姫に、カラフは一瞬にして心を奪われてしまう。これを見たティムール、そしてカラフを慕い、ティムールに奴隷として仕えてきた娘リューは、カラフに思いとどまらせようと引き止めるが、カラフはそれを振り切って、謎解きに挑む合図のドラを叩く。
第2幕
 
 三人の高官ピン、パン、ポンが、またも恐ろしいことが起ころうとしている現実を嘆く。謎解きが始まろうとするとき、皇帝はカラフに求婚を諦めるよう諭すが、カラフの決意は変わらない。玉座についたトゥーランドット姫は、おごそかに、なぜ男にその身を委ねることを拒むのかを明かし、そして3つの謎を出す。固唾をのんで見守る群衆の前で、カラフは見事に3つの謎を解き明かした!
 動揺し、皇帝に救いを求めるトゥーランドット姫を前に、カラフは告げる。夜明けまでに自分の名前が判ったら、自分は死をもいとわない。だが、判らなかったら、その時こそ姫を自分のものする、と。
第3幕
 
 夜。夜明けを待つカラフは、姫が出した命令「命に代えても夜明けまでに男の名を探し出せ。誰も寝てはならぬ」を告げる役人の声を聞きながら、勝利への確信を抱いている。そこに、父ティムールとリューが引き立てられてくる。リューが彼の名前を知っていると知ったトゥーランドットは、リューを拷問し、聞き出そうとするが、リューは愛する人のために自ら命を絶つ。カラフは怒りと恋情に突き動かされ、強引にトゥーランドット姫に口づけをし、自分の身分を明かす。
 夜明け。皇帝を讃えて集まった民衆の前に、トゥーランドット姫とカラフが登場する。皇帝の前に進み出たトゥーランドット姫は男の名が判ったことを告げる。「その人の名は愛!」と叫ぶトゥーランドット姫は、カラフの胸に飛び込む。
   


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