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 横浜市出身。母のもとで6歳よりバレエをはじめ、ロシアに短期留学を繰り返す。85年、当時のボリショイ・バレエ団プリンシパルで、現在の夫ニコライ・フョードロフとモスクワのチャイコフスキー劇場で『ジゼル』のパ・ド・ドゥを踊る。1987年東京バレエ団に入団。92年ロシア公演ではボリショイ劇場やマリインスキー劇場で『ラ・シルフィード』を踊り“日本のマリー・タリオーニ”との賛辞を受ける。
 平成16年度芸術選奨文部科学大臣賞(舞踊部門)を受賞。05年8月には記念公演<ユカリューシャ>が行なわれ、マニュエル・ルグリ、マチュー・ガニオと共演している。06年3月には<ユカリューシャII>『ジゼル』でセルゲイ・フィーリンと共演。11月には東京バレエ団初演『ドナウの娘』でフルール・デ・シャンを好演し、バレエ団初演の大任を見事に果たした。
 海外での客演も多く、05年には高岸直樹とともにリトアニア国立オペラ・バレエ劇場80周年ガラで『椿姫』パ・ド・ドゥ、セルビア国立劇場で『ジゼル』を踊っている。セルビア国立劇場にはその後も06年5月と12月に『ジゼル』に主演し、セルビアの観客からの熱い賞賛が与えられた。

 京都府宇治市出身。1986年に東京バレエ団に入団。87年、弱冠21歳でベジャールの『ザ・カブキ』由良之助に抜擢され、以来、東京バレエ団のあらゆるレパートリーで主役を演じ、ベジャール・バレエ団(89年『ボレロ』)やオーストラリア・バレエ団など海外でも活躍。187センチの長身を生かしたダイナミックかつ端正な舞台が持ち味のダンサー。04年に東京バレエ団芸術監督補に就任している。
 05年には『真夏の夜の夢』を初演。同年、斎藤友佳理とともにリトアニア国立オペラ・バレエ劇場80周年ガラで『椿姫』パ・ド・ドゥ、セルビア国立劇場にで『ジゼル』全幕を踊る。06年にも再びセルビア国立劇場に招かれ『ジゼル』に客演した。06年10月には『白鳥の湖』に主演。07年1月の『ザ・カブキ』では、統率力に満ちた由良之助を堂々と演じ、客席を感動の渦に巻き込んだ。07年1月から3月にはマラーホフの舞踊生活20周年を記念して、ベルリン・ドイツ・オペラで上演された<マラーホフ&フレンズ>に吉岡美佳とともに出演。『ラ・シルフィード』のパ・ド・ドゥと『スプリング・アンド・フォール』を踊り、現地でも好評を博した。

 松山市出身。1985年全日本バレエコンクールでジュニア部門第1位。スイス・サンガレン州立バレエ学校への留学を経て、89年東京バレエ団入団。
 06年1月5日にベルリン国立バレエ団に客演し、ウラジーミル・マラーホフと彼の新演出『眠れる森の美女』に主演。2月には同作品の東京バレエ団公演でもマラーホフとともに主演した。11月にはピエール・ラコット振付『ドナウの娘』東京バレエ団初演で主演。07年1月から3月にはマラーホフの舞踊生活20周年を記念して、ベルリン・ドイツ・オペラで上演された<マラーホフ&フレンズ>に高岸直樹とともに出演。4月にはベルリン国立バレエ団に再び客演し、ベジャール振付『ニーベルングの指環』のブリュンヒルデを演じることになっている。
 『ラ・シルフィード』は1996年の初主演以来、繊細な役作りが高く評価されている。前述の<マラーホフ&フレンズ>でもパ・ド・ドゥを踊り、現地の新聞でも“優しげで叙情的な舞台”と絶賛された。

 熊本県出身。8歳でバレエをはじめ、1984年東京バレエ団入団。86年ベジャール振付『ザ・カブキ』初演では16歳で力弥を初々しく演じた。89年にはノイマイヤーの新作『月に寄せる七つの俳句』で振付家の指名により主役の座を射止める。明確なテクニックと気品ある踊りで観客を魅了している。
 2004年1月の東京バレエ団初演『中国の不思議な役人』では中国の役人を踊り、鬼気迫る演技で役人の狂気を表現し、同年の海外公演でも好評を博した。8月の創立40周年記念公演では『レ・シルフィード』詩人、『エチュード』エトワールを踊り、卓越したテクニックを観客に印象づけた。9月の『ドン・キホーテ』でも初演以来演じているバジルを好演。05年5月には『真夏の夜の夢』オベロン、11月には『スプリング・アンド・フォール』で主演している。06年4月<ベジャール=ディアギレフ>『薔薇の精』ではタイトルロール、10月の『白鳥の湖』ではジークフリート役で主演。11月の東京バレエ団初演『ドナウの娘』では、複雑な感情表現が求められるルドルフ役を丁寧な役作りで演じ、好評を博した。『ラ・シルフィード』のジェイムズは今回が初役となり、期待が高まる。
 
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