第12回世界バレエフェスティバル

イントロダクション

33年目を迎えた唯一無二の国際的ガラ公演。これを見ずしてバレエ・ファンと言うなかれ!

1976年の初回から名だたるビッグ・アーティストを一挙に集めたことで、不動の名声を得ている世界バレエフェスティバル。33年目を迎える今回も、出演者の豪華さにかけて比類がありません。

まずはバレエ界の頂点に長らく君臨するベテラン勢。孤高の女王ギエム、ウィーン国立歌劇場芸術監督就任も決まったルグリ、ベルリン国立バレエ団を率いるマラーホフ、ベジャール亡き後カンパニーを率いるロマン、パリ・オペラ座エトワールとして輝き続けるルテステュ、デュポン、ル・リッシュ、マルティネス。ABTの重鎮カレーニョ、ボリショイ・バレエ団至宝の貴公子ウヴァーロフ。圧倒的な存在感を放ちつつも進化を止めない彼らは、今回も大きなサプライズをもたらしてくれるはずです。

各バレエ団を代表し、旬の輝きを放つアーティストたちも目が離せません。英国ロイヤル・バレエ団で至芸を見せるコジョカルとコボー、ロホとボネッリ、マッカテリ。ベルリンの姫セミオノワ、シュツットガルト・バレエ団トップのアイシュヴァルト、王子フォーゲルと色気ある演技派バランキエヴィッチ。オーストラリア・バレエ団で強烈な存在感を披露したダンとカラン。マリインスキー・バレエからは、灼熱の花を思わせるヴィシニョーワに加えて、初参加のクールな美を湛えるザハロワの2大名花が参加。また同じく初参加ながら、ベジャール・バレエ団のロスと、モンテカルロ・バレエのコピエテルスという2人のトップ・アーティストも出演。日本が生んだ国際スターとして上野水香もA・Bプロに初参加します。

いっぽうバレエフェスに新しい風をもたらしてくれるのが、話題の気鋭たち。パリ・オペラ座の甘やかな貴公子ガニオ。マリインスキーの疾風サラファーノフ。15歳でバレエフェス初参加の経歴をもつロイヤルのヌニェスとパートナーのソアレス。絶賛を博したハンブルク・バレエ公演で注目を浴びたブシェとボァディン。ウィーンでの熱狂をひっさげてABTに移籍したシムキン、同じくABTのレイエス、サンフランシスコ・バレエ団のコチェトコワ。カナダのコンヴァリーナと組む、ベルリンの新鋭サレンコ。新旧38人のアーティストたちが誇りをかけて火花散らせる舞台は興奮必至! 胸をときめかせてお待ちください!

前回(第11回)ガラ公演カーテンコールより

Photo: KiyonoriHasegawa


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