ザ・カブキ
 
 
 

京都府京都市出身。5歳よりバレエを始める。2008年東京バレエ団に入団。同年5〜7月の海外公演に参加し『ザ・カブキ』『ギリシャの踊り』『ボレロ』に出演。8月の『ドン・キホーテ』、ベジャール振付『くるみ割り人形』に出演したほか、12月の『ザ・カブキ』では由良之助のアンダースタディに選ばれる。09年3月の『白鳥の湖』でロットバルトに抜擢され、見事期待に応える。8月の第12回世界バレエフェスティバル特別プロ『眠れる森の美女』で4人の王子、フォーチュン王子などを踊り、『ルーミー』東京バレエ団初演に出演。マカロワ版『ラ・バヤデール』東京バレエ団初演でソロルの友人を演じ、『くるみ割り人形』でアラビア、花のワルツを踊っている。2010年1月の『ラ・シルフィード』で、ロマンティックな雰囲気と舞台度胸を買われ、ジェイムズ役で初主演を果たす。

 

愛知県名古屋市出身。3歳でバレエをはじめ、中学卒業後、全寮制のバレエ学校で2年間学び、2009年4月に東京バレエ団に入団。9月の『ラ・バヤデール』のニキヤの影で初舞台を踏み、11月の「くるみ割り人形」で"雪の精"を踊り、本格的な舞台デビューを果たす。172センチの長身、拳(こぶし)大の小さな顔、股下86センチの真っ直ぐな長い足、という日本人離れしたスタイルと天性のセンスを認められ、弱冠17歳で顔世御前に抜擢された。

 

 
 
 
 

愛知県一宮市出身。5歳からバレエをはじめ、1991年東京バレエ団に入団。翌92年の海外公演では、足腰の強さ、シャープな表現力、スケールの大きさを評価され、弱冠19歳にして『ザ・カブキ』の由良之助に抜擢され主役デビューを果たす。以後、由良之助は国内及び、海外の大舞台でたびたび踊り、代表的な役の一つとなっている。『白鳥の湖』(ジークフリート王子、ロットバルト)、『ドン・キホーテ』(バジル、エスパーダ)などの古典全幕作品のほか、ベジャール振付『ボレロ』、『ペトルーシュカ』のタイトルロール、『火の鳥』、ノイマイヤー振付『月に寄せる七つの俳句』などを踊っている。2009年9月のマカロワ版『ラ・バヤデール』東京バレエ団初演では、ソロルを演じ、2人の女性の間で揺れ動く男の心情を細やかな演技で表現し、好評を得た。

 

神奈川県鎌倉市出身。5歳でバレエをはじめる。15歳でローザンヌ国際バレエコンクールに入賞し、2年間モナコに留学。97年『くるみ割り人形』で主役デビューを果たす。2004年東京バレエ団に入団。直後に行われた海外公演で、ベジャール振付『ボレロ』を日本人女性としてはじめて踊り、話題を呼ぶ。『白鳥の湖』(オデット/オディール)、『眠れる森の美女』(オーロラ姫)、『ドン・キホーテ』(キトリ)、『ジゼル』など古典作品のほか、ベジャール振付『バクチIII』、『ギリシャの踊り』、ノイマイヤー振付『月に寄せる七つの俳句』などを踊る。07年6月にミラノ・スカラ座バレエ団日本公演で『ドン・キホーテ』キトリを演じたほか、ニューヨーク、ベルリン、チリでの公演にゲストとして招かれるなど、海外での評価も高まっている。

     

photo:Kiyonori Hasegawa


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