ウィーン・フィルの精鋭を中心にした15名の腕利きアンサンブルが待望の再来日。 古典派交響曲から現代まで、ウィーンの響きを堪能する優雅な夕べ!
ウィーン・クラシックス Vienna Classics
ウィーン仕込みの高度な技と繊細な響きで、協奏曲から交響曲まで。 室内楽を超えたスケールで贈る、ユニークなアンサンブル!
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のファゴット奏者。ミヒャエル・ウェルバをリーダーに2002年に結成されたウィーン・クラシックスは、ウィーン・フィルの現役メンバーを中心にした精鋭奏者たちのこだわりのアンサンブルです。 10名(第1ヴァイオリン3名、第2ヴァイオリン2名、ヴィオラ2名、チェロ2名、コントラバス1名)による弦楽編成に、オーボエ2名、ホルン2名、ファゴット1名の5名を加えた特別編成は、2008年の初来日にも注目を浴びました。彼らの身上は、古典派の楽曲を室内楽を超えたスケールで、ディテールを追求しながら聴かせること。他の室内アンサンブルとは違うそのユニークな個性が大きな魅力です。 ウィーン・フィルに30年以上も在籍するウェルバは、“代々の名指揮者たちからウィーンならではの歌うような演奏を学んできた”と言います。今回演奏される、モーツァルトの交響曲第15番やカッサシオン第1番、ハイドンの交響曲第1番、同時代の典雅な古典派様式の作風をもつドヴィエンヌのファゴット協奏曲なども、彼らの身に染みついたウィーン派ともいうべきエレガンスや音楽の喜びをぞんぶんに聴かせてくれることは必死。また、18世紀のデンマークの文学者ホルベアを記念し、彼が生きた時代のバロック音楽の様式を借りて創作されたグリーグの「ホルベアの時代より」も、このユニークなアンサンブルの魅力が最大限に発揮されるはずです。5月、1年でもっとも美しい季節の夕べに、ウィーン本場のアーティストたちが奏でる極上の音楽に酔いしれてみませんか。
予定される曲目
W.A.モーツァルト: 交響曲第15番 ト長調 K.124 F.ドヴィエンヌ: ファゴット協奏曲 変ロ長調 E.H.グリーグ: 組曲「ホルベアの時代より」 Op.40 F.J.ハイドン: 交響曲第1番 ニ長調 Hob.Ⅰ-1 W.A.モーツァルト: カッサシオン第1番 ト長調 K.63
ウィーン・クラシックス 来日メンバー
ミヒャエル・ヴァハター ホルン Michael Wachter ミヒャエル・ウェルバ ファゴット 〈ウィーン・フィル団員〉 Michael Werba ダニエル・フロシャウアー 第1ヴァイオリン 〈ウィーン・フィル団員〉 Daniel Froschauer ミラン・セテナ 第1ヴァイオリン 〈ウィーン・フィル団員〉 Milan Ŝetena マリアン・レシュコ 第1ヴァイオリン 〈ウィーン・フィル団員〉 Mirian Leško ペーター・ベヒター 第2ヴァイオリン 〈元ウィーン・フィル団員〉 Peter Wächter ミカル・コスタカ 第2ヴァイオリン 〈ウィーン・フィル団員〉 Michal Kostka ロベルト・バウアーシュタッター ヴィオラ 〈ウィーン・フィル団員〉 Robert Bauerstatter マルティン・レンベルク ヴィオラ 〈ウィーン・フィル団員〉 Martin Lemberg エッカルト・シュヴァルツ=シュルツ チェロ 〈ウィーン・フィル団員〉 Eckhard Schwarz-Schulz セバスティアン・ブル チェロ 〈元ウィーン・フィル団員、ウィーン交響楽団団員〉 Sebastian Bru ミヒャエル・ブラーデラー コントラバス 〈ウィーン・フィル団員〉 Michael Bladerer シュテファン・ナトシュレーガー オーボエ Stephan Natschläger シュテファン・ウェルバ オーボエ Stephan Werba ロベルト・ロレンツィ ホルン Robert Lorenzi