注目のライジング・スターたちの競演でお届けするバレエ・ブランの傑作!
〈東京バレエ団50周年プレ企画 バレエ・ブラン・シリーズ1〉
ラ・シルフィード 全2幕
振付:ピエール・ラコット(フィリッポ・タリオーニ原案による) 音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
La Sylphide Ballet in two acts
ジェイムズ:柄本弾
シルフィード:渡辺理恵
東京バレエ団
THE TOKYO BALLET
総監督:佐々木忠次
芸術監督:飯田宗孝
東京バレエ団50周年記念シリーズに向けて、新星登場。
妖精と青年の恋物語をさわやかに舞う!
6月、東京バレエ団が贈るロマンティック・バレエの傑作「ラ・シルフィード」にはフレッシュな新星たちが登場します! 初日は、清楚な美しさと柔らかな肢体をもち、「白鳥の湖」のオデットやベジャール版「くるみ割り人形」の“母”でその魅力を発揮した渡辺理恵と、甘いルックスと堂々たる演技で「ザ・カブキ」の由良之助をパリ・オペラ座はじめ世界の舞台で演じ、古典の主役も経験済みの柄本弾。そして2日目は昨年と今年の子どものためのバレエ「ねむれる森の美女」で急成長を遂げたペア。抜群のプロポーションをもつ身体にロシア仕込みの端正なテクニックを備えた22歳の沖香菜子と、長身でクラシカルな雰囲気と伸びやかな踊りが魅力の21歳の松野乃知(だいち)です。
「ラ・シルフィード」は、東京バレエ団がヨーロッパやロシアでたびたび上演して喝采を浴びたレパートリーです。結婚式を控えた青年ジェイムズが、無垢な愛らしさをたたえた空気の精“ラ・シルフィード”に恋をして、妖精たちの森で至福の時を過ごすうちに身を滅ぼすというロマン主義的な物語。そして“バレエ・ブラン(白いバレエ)”の始まりを告げた独特のスタイル、その格別の美しさが、新たな主演者たちと自慢の群舞で鮮やかに蘇ります。創立50周年を来年に控えた東京バレエ団が意欲的に放つ舞台にご注目ください!
ジェイムズ:松野乃知 シルフィード:沖香菜子
art direction: Seiichi Komatsu photography: Shinji Hosono Hair & Make: Yoshie Sasaki (syiph)