東京バレエ団創立50周年記念シリーズ9
ウラジーミル・マラーホフ アーティスティック・アドバイザー就任記念第一弾
ウラジーミル・マラーホフ振付・演出
「眠れる森の美女」全3幕プロローグ付
振付・演出:ウラジーミル・マラーホフ/マリウス・プティパ 音楽:ピョートル・I. チャイコフスキー 装置・衣裳:ワレリー・コングロフ
バラ咲き誇る王国にようこそ。
Vladimir Malakhov THE SLEEPING BEAUTY Three acts with prologue
バラの花咲き乱れるロマンティックな王国。フラワーファブリックの華やかな衣裳。 マラーホフ自慢のプロダクションが、創立50周年を機にさらに磨き上げられます!
東京バレエ団創立50周年記念シリーズ第9作目は、アーティスティック・アドバイザーのウラジーミル・マラーホフ演出・振付による華麗な「眠れる森の美女」が登場します。 バレエ界希代のスターであるマラーホフは、古典の名作『眠れる森の美女』の演出を手掛けるに際して、「物語と音楽の本質である、真のおとぎ話を表現したかった」と語りました。舞台は、至るところにバラが咲き誇る、ある王宮の庭園。球状の植え込みからファッショナブルで鮮やかな衣裳を身に着けた妖精たちが次々と現れ、オーロラ姫の誕生を祝福する場面から物語が始まります。オーロラ姫を見守るリラの精と、隙あらば姫に危害を加えようとするカラボスの闘いを強調した演出は、幸福と障害が絶え間なく起こる人生を象徴していくのです。 主役のオーロラ姫とデジレ王子を踊るのは、数々の大舞台で主演を重ねオーラの強さでは随一のペアである上野水香と柄本弾。もう一組は近年の舞台が評価を受け、今回、大抜擢を受けて全幕初主演を飾る新鋭、川島麻実子と岸本秀雄。そして両日にわたってマラーホフがカラボス役で出演します。 長年東京バレエ団と共演を重ねてカンパニーの美質やダンサーたちの個性を知りぬいているマラーホフが、自身が手掛けたプロダクションで、キャスティングから指導まで全面的に関わって取り組む夢のプロジェクトです。2015年の東京バレエ団の幕開けを飾る華麗な舞台にご期待ください! オーロラ姫:川島麻実子 デジレ王子:岸本秀雄 photos:Shinji Hosono