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2013:11:08:14:55:072013/11/08 [NBS最新情報]
東京バレエ団との共演となるマッツ・エック版『カルメン』、アクラム・カーンとのコラボレーション『聖なる怪物たち』の上演をひかえ、11月7日、日本舞台芸術振興会にて、シルヴィ・ギエムの合同インタビューが行われました。新聞、雑誌はじめ各媒体の記者や評論家などの出席のもと、今回上演する二つの作品への思い、その魅力について、ギエムが語りました。
来週にも初演の幕があがるエック版『カルメン』については、「私自身が上演を提案しました。東京バレエ団がこの作品を踊ることは、私にとっても嬉しいこと! 存命する偉大な振付家の一人と仕事ができるということは、とても大きなことです」と、東京バレエ団初演の実現を心から喜んでいる様子。さらに、「エック版のカルメンはとても動物的。まさに、メリメの原作に描かれた、"本物"のカルメンです」。ギエム演じるカルメン、日本初登場が待ち望まれます。
4年ぶり2度目の日本での上演となる『聖なる怪物たち』については、「上演するたびに大きな喜びがある」とコメント。コンテンポラリー・ダンス界の逸材、アクラム・カーンとのこのコラボレーションは、2006年に初演、その後世界各地で断続的に上演を重ねてきました。各地での手応えを振り返り、「会話がたくさん含まれている作品なので、国によって反応の違いはあります。でも、言葉がわからなくても、最後は皆さん、子ども時代に戻っていくような、勢いのあるエネルギーに包まれていくような気がします」。
日本のバレエ団初のエック作品上演となる『カルメン』、世界各地に感動をもたらし、深化をとげる『聖なる怪物たち』。間もなくの開幕に、期待が高まります。