公演関連情報 一覧
ウィーン・フォルクスオーパー「メリー・ウィドウ」 7/30(月)NHK BSプレミアムで放送!
5月に日本公演を行ったウィーン・フォルクスオーパー「メリー・ウィドウ」(全編)が、7月30日(月)NHK BSプレミアムで放送されます。
公演の感動を再び。ぜひご覧ください!
●オペレッタ「メリー・ウィドウ」舞台中継
・放送日:7月30日(月)【29日(日)深夜】 午前0時30分~午前3時
・番 組:NHK BSプレミアム「プレミアムシアター」
▽詳細
NHK プレミアムシアター ホームページ
※5月にお知らせしておりました放送時間が変更となっております。ご注意ください。
ウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演閉幕
昨日5月27日(日)、ウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演が閉幕いたしました。
オペレッタ「こうもり」、オペラ「ウィンザーの陽気な女房たち」、オペレッタ「メリー・ウィドウ」と、オペレッタの殿堂ウィーン・フォルクスオーパーならではの3作品を上演いたしましたが、どの演目も舞台と客席との一体感を感じられる、幸福感に満ちたステージをお届けできたのではないでしょうか。
昨日の「メリー・ウィドウ」は、スタンディングオベーションで手拍手を贈る客席と、幸せそうな笑顔で客席からの声援に応える歌手、オーケストラがひとつになる、感動的なフィナーレとなりました。
写真からも会場の熱気が伝わってきます。
ウィーン・フォルクスオーパー日本公演にご来場いただきました、すべての皆様に心よりお礼申し上げます。
本当にありがとうございました!
[フォルクスオーパー]出演者変更のお知らせ
2月15日付で、ウィーン・フォルクスオーパーより最新の日本公演キャストが届きました。 フォルクスオーパーの都合により、指揮者及び歌手の出演日、ならびに出演者が下記のとおり変更となります。 何卒、ご了承いただきますよう、お願い申し上げます。
「こうもり」
指揮: | アルフレード・エシュヴェ |
ロザリンデ: | メルバ・ラモス(5/12、14) エリーザベト・フレヒル(5/13、15) |
アデーレ: | エヴァ・リバーウ(5/12、14) ベルナルダ・ボブロ(5/13、15) |
オルロフスキー公爵: | アンティゴネ・パポウルカス(5/12、14) アレクサンドラ・クルーゼ(5/13、15) |
イーダ: | マルティナ・ドラーク(5/12、14) ベアーテ・リッター(5/13、15) |
アイゼンシュタイン: | イェルク・シュナイダー(5/12、14) セバスティアン・ラインターラー(5/13、15) |
ファルケ博士: | マティアス・ハウスマン(5/12、14) ダニエル・シュムッツハルト(5/13、15) |
アルフレート: | メルツァード・モンタゼーリ(5/12、14) ヴィンセント・シルマッハー(5/13、15) |
フランク: | マルティン・ヴィンクラー(5/12、14) クルト・シュライプマイヤー(5/13) ヨゼフ・ルフテンスタイナー(5/15) |
ブリント博士: | ジェフレイ・トレガンツァ(5/12、13、14、15) |
フロッシュ: | ロベルト・マイヤー |
「ウィンザーの陽気な女房たち」
指揮: | サッシャ・ゲッツェル |
フルート夫人: | ジェニファー・オローリン(5/18、20) エリーザベト・フレヒル(5/19) |
ライヒ夫人: | アレクサンドラ・クルーゼ(5/18、20) スーリエ・ジラルディ(5/19) |
アンナ: | ベルナルダ・ボブロ(5/18、20) ベアーテ・リッター(5/19) |
フルート氏: | フルート氏: モルテン・フランク・ラーセン(5/18、20) マティアス・ハウスマン(5/19) |
ライヒ氏: | マルティン・ヴィンクラー(5/18、20) ステファン・チェンルニー(5/19) |
ファルスタッフ: | フランツ・ハヴラタ |
フェントン: | ダニエル・ベーレ(5/18、20) ユンホー・ヨウ(5/19) |
シュペルリヒ: | トーマス・ジグヴァルド(5/18、20) カール=ミヒャエル・エブナー(5/19) |
カーユス博士: | マルコ・ディ・サピア(5/18、20) ミヒャエル・ハヴリチェク(5/19) |
給仕: | フランツ・シュラーダ |
野ウサギ: | フロレンティーナ・クビツェク |
「メリー・ウィドウ」
指揮: | エンリコ・ドヴィコ |
ハンナ・グラヴェリ: | アンネッテ・ダッシュ(5/24、26) アレクサンドラ・ラインプレヒト(5/25、27) |
ヴァランシェンヌ: | ユリア・コッチー(5/24、26) マルティナ・ドラーク(5/25、27) |
ダニロ・ダニロヴィッチ伯爵: | ダニエル・シュムッツハルト(5/24、26) マルコ・ディ・サピア(5/25) モルテン・フランク・ラーセン(5/27) |
カミーユ・ド・ロション: | メルツァード・モンタゼーリ(5/24、26) ヴィンセント・シルマッハー(5/25、27) |
ミルコ・ツェータ男爵: | クルト・シュライプマイヤー(5/24、26) アンドレアス・ダウム (5/25、27) |
ニェグシュ: | ロベルト・マイヤー |
カスカーダ子爵: | ミヒャエル・ハヴリチェク(5/24、26) ジェフリー・トレガンツァ(5/25、27) |
ラウル・ド・サン・ブリオシュ: | カール=ミヒャエル・エブナー(5/24、26) トーマス・ジグヴァルド(5/25、27) |
オルガ: | ベアーテ・リッター(5/24、26) ハイケ・デルフラー(5/25、27) |
シルヴィアーヌ: | リディア・ペスキ |
プラシュコヴィア: | アレクサンドラ・クルーゼ(5/24、26) スーリエ・ジラルディ(5/25、27) |
ボグダノヴィッチ: | ヨアヒム・モーザー |
クロモウ: | マルティン・ヴィンクラー (5/24、26) ライムント=マリア・ナティエスタ(5/25、27) |
プリチッチ: | フランツ・シュラーダ(5/24、26) ハインツ・フィツカ(5/25、27) |
※青字が変更となった箇所です。
※上記の出演者は2012年2月25日現在の予定です。病気や怪我などのやむを得ない事情により出演者が変更になる場合があります。今回の引っ越し公演においても、予定されていた出演がやむを得ず出演できない場合、(指揮者、主役の歌手であっても)代役を立てて上演することになっておりますので、あらかじめご了承ください。出演者変更にともなうチケットの払い戻し、公演日・券種の変更はお受けできません。最終出演者は当日発表とさせていただきます。
ウィーン・フォルクスオーパー 2012年日本公演 明日(12/10)10時より一斉前売開始!
いよいよ、明日(12/10)10時より、ウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演の一斉前売開始となります!
音楽の都ウィーンが誇る"オペレッタの殿堂"ウィーン・フォルクスオーパーが4年ぶりの日本公演のために用意したのは、無条件に「楽しい!」と思わせる、「こうもり」、 「ウィンザーの陽気な女房たち」、そして「メリー・ウィドウの3作品。
各演目のハイライト映像は、公式サイトの動画ページでもご覧いただけますが、こちらのページでも改めてご紹介しましょう。
短い映像からでも、楽しくはじけるような作品の魅力を感じていただけるのではないでしょうか。
まずは、はじけるワルツやポルカが陶酔を誘うウィンナ・オペレッタの最高傑作
「こうもり」
ユーモアとファンタジー溢れ、美しい旋律にのせた"もう1つの「ファルスタッフ」"
「ウィンザーの陽気な女房たち」
美貌の億万長者の未亡人の恋の駆け引きをお洒落に描く、世界でもっとも愛されているオペレッタ
「メリー・ウィドウ」
観る人、誰もを幸せな気持ちにさせてくれる、ウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演。
ぜひお早めにご予約ください!
チケットは、NBSチケットセンターでの電話予約(TEL03-3791-8888)、NBS WEBチケットでのインターネット予約(パソコン&携帯)のほか、各プレイガイドでお取り扱いいたします。
なお、NBSチケットセンター電話予約は、発売開始日と発売開始後10日間はお席番号のご案内ができません。お席を選んで購入なさりたい方は、NBS WEBチケットや各プレイガイドをご利用ください。
※各プレイガイドの連絡先は、ウィーン・フォルクスオーパー公式サイト「公演概要」よりご確認ください。
ウィーン・フォルクスオーパー ロベルト・マイヤー総監督 インタビュー
「大晦日に三つの劇場で同時にフロッシュを歌いますよ!」と、いきなり驚かせるのが、フォルクスオーパー(VO)総監督のロベルト・マイヤーだ。「ただし、体が三つあったら、ですが」。つまり彼が現在『こうもり』のフロッシュ役を演じているフォルクスオーパー、それに2001年以来連続出演して一斉を風靡し、いまも出て欲しがっているウィーン国立歌劇場、そこへミュンヘンのバイエルン国立歌劇場からもオファーが来ているからだ。
オーストリア政府から"宮廷俳優"の称号を授与されている舞台俳優のマイヤーは、1974年以来33年間にわたってドイツ語圏屈指の格式を誇るウィーン・ブルク劇場で活躍。2007年以降はVO総監督を務め、同劇場の舞台に立つ他、映画・TVに出演し、演出でも成功。前記のフロッシュ役が"最強"の折り紙付きで、さらに後述のように『メリー・ウィドウ』のニェグシュ役が大評判となっているところだ。この二つの役柄を今回の日本公演でも演じるから、これは必見!
『メリー・ウィドウ』
―――まず、5月にプレミエになったばかりで大評判のプロダクションですね。
M(マイヤー):ここではパリにおけるポンテヴェドロ公館が舞台であって、台本上、必ずしもウィーン仕様に拘束されるわけではありません。この作品が全世界で、様々な形態で上演されている理由でもあります。だいたい国名自体が旧ユーゴースラビア共和国の南端、モンテネグロからの造語であって、実在する国ではありませんからね。そこでマルコ・アルトゥーロ・マレッリには演出の様々な可能性があり、彼の持ち味であるオシャレで洗練された特徴が十二分に生かされたインターナシュナル志向になっています。これまでの舞台とは、まるで異なり、フォルクスオーパーにとっても新しい挑戦ですので、是非期待してください。
―――フォルクスオーパーが演じると、それでもウィーン色が濃厚に出ますよね。
M:それは我われのアンサンブルだからこそ、ですよ。いずれにせよ、ポンテヴェドロは南バルカンの小国であり、パリ公館にしても、それほど立派な建物のはずはないわけだけど、マレッリは自分で担当した美術でもアール・デコ様式で豪華に飾り立てています。
―――エッフェル塔を背景とした一等地ですし。
M:ただ、この国にはお金がないのも現実だから、執事のニェグシュを演じる私が登場するときは高級車ではなくて自転車で、ちゃんと"ポンテヴェドロ公国公用車"のプレートが付いていますから注意して見ていてください。
―――この演出ではニェグシュが目立ちまくりですね(笑)
M:たしかに、しょっちゅうステージに立っていますよね。当初のプランよりは出演シーンが多くなって、控えめな執事が徐々に前面に出てくるようになるとか(笑)
―――マイヤー総監督扮するところのニェグシュの才覚と機転で主役の二人が結ばれ、公国も財政危機から救われるのだから、勲章もらってもバチは当たりませんよね。
M:ポンテヴェドロ公国にお伝えください(笑)
―――出演歌手が豪華に揃いましたね。
M:ハンナ役のアネッテ・ダッシュは現在ドイツのトップ・ソプラノで、来年6月のプレミエ、レオ・ファルの『マダム・ポンパドゥール』の出演交渉をしている際に『メリー・ウィドウ』にも話が及びました。最初は戸惑っていましたが、その後ジュネーヴでハンナを歌って、すっかり自信を付けました。もう一人のハンナ、アレクサンドラ・ラインプレヒトはウィーン国立歌劇場専属で幅広く評価されている歌手です。ここでダニロに扮するダニエル・シュムッツハルトの日本デビューを強調しないわけにはいきませんね。チロル出身のバリトンでメキメキ頭角を表し、世界に向けて将来の大成が期待されている"秘密兵器"ですよ。
『ウィンザーの陽気な女房たち』
M:以前、我々が日本で上演したフロトー『マルタ』の系列に属するシュピールオーパー(演劇性の強いオペラ)の代表的な演目で、VOの得意なジャンルでもあります。ドイツのヴェテラン演出家、アルフレード・キルヒナーの舞台は堅固なコンセプトに裏付けられ、うるさ方の目にもかなう奥の深いものです。
―――バイロイト音楽祭の『ニーベルングの指環』等、オペラの分野でも著名な重鎮ですよね。
M:森の中で動物を手下にして一人で暮らす老人、ファルスタッフの世界が、どのように展開するか楽しみにしていてください。この役を演じるフランツ・ハヴラタについては多言を要しないでしょうが、豪放磊落な役どころで、その隙間に見せる弱さ、脆さの表現に人間味がありますね。
『こうもり』
M:言わずと知れた"オペレッタのなかのオペレッタ"で、日本公演には欠かせない演目です。現在、伝統的な従来の舞台をハインツ・ツェドニク校訂版で上演しています。アイゼンシュタイン役のモルテン・フランク・ラーセンは二枚目というだけではなく、チューリッヒなどにも呼ばれるほど評判だし、やはりファンの多いセバスティアン・ラインターラーは次のシーズンからウィーン近郊のバーデン歌劇場で監督に就任します。ロザリンデを実力者が歌うことで『こうもり』自体の上演レヴェルが高まると考えていますので、その意味でメルバ・ラモスはかならず満足していただけるでしょう。
―――前のニェグシュに続いて、ここでは"十八番"のフロッシュですね。
M:他に『ウィンザー』の給仕役のカヴァーも兼ねているので、もしかしたら3作品全部に出るかもしれませんよ(笑)。
photos:Dimo Dimov / Volksoper
ウィーン・フォルクスオーパー 2012年日本公演 明日(11/26)10時よりセット券発売開始!
2012年5月、待望の4年ぶりの来日を果たすウィーン・フォルクスオーパー。
いよいよ、明日(11/26)10時より、2演目・3演目セット券の発売を開始いたします!
オペレッタの殿堂、ウィーン・フォルクスオーパーが今回の日本公演のために用意したのは、オペレッタ「こうもり」、オペラ「ウィンザーの陽気な女房たち」、オペレッタ「メリー・ウィドウ」の3作品。
いずれもフォルクスオーパーが自信を持ってお届けする、無条件に「楽しい!」と思わせる演目です。
どの演目をご覧になっても、思わず笑顔がほころぶこと間違ありません。
観る人、誰もを幸せな気持ちにさせてくれる、ウィーン・フォルクスオーパー2012年日本公演。
ぜひお早めにご予約ください!
※2演目・3演目セット券は、NBSチケットセンター電話予約のみで承ります。
◇NBSチケットセンター:03-3791-8888