
ダイナミックな跳躍に回転、贅を尽くした美術、衣裳……
目まぐるしいほど華やかなヌレエフ版『ドン・キホーテ』!
世界的に活躍したデヴィッド・ホールバーグを芸術監督に迎え、2023年シーズンには年間の公演回数230回強、総観客動員数30万人を達成と、今乗りに乗っているオーストラリア・バレエ団が15年ぶりに日本に帰ってきます!
演目はルドルフ・ヌレエフ版『ドン・キホーテ』。テクニック満載の振付に絢爛豪華な衣裳と美術で、世界的にも話題の作品です。本作の見どころ&オーストラリア・バレエ団が誇る主演ダンサーの魅力をご紹介します!
ホールバーグ芸術監督から日本の皆さまへ
ホールバーグ芸術監督が語る、主役6人のダンサーの魅力

ベネディクト・ベメ ごあいさつ動画
「ベネディクトは陽気ではつらつとした魅力を持つダンサーです。演じる役すべてをダイナミックな高揚感で満たします」

オーストラリア出身。3歳でバレエを始め、10歳のときに家族と香港に移住したあと、14歳でオーストラリア・バレエ学校へ。2012年にオーストラリア・バレエに入団し、19年からプリンシパルに昇格。

近藤亜香 ごあいさつ動画
「アコは抜群のテクニックと輝くような芸術性を兼ね備えています。安定感がありながらスリリングなパフォーマンスを見せてくれるでしょう」

日本、名古屋出身。2007年のユース・アメリカ・グランプリでオーストラリア・バレエ学校へのスカラシップを獲得。10年にオーストラリア・バレエ団に入団し、15年に日本人初のプリンシパルになった。

ジル・オオガイ ごあいさつ動画
「並外れて質の高いアーティストであるジルの持ち味は、豊かな芸術性とエネルギー、味わい深さにあります」

オーストラリア出身。バレエのほかにタップ、ジャズ、コンテンポラリーも学んで育つ。2010年にオーストラリア・バレエ団に入団後、一度はひざの怪我に見舞われたが、バレエ団に復帰。23年からプリンシパルを務める。

ジョセフ・ケイリー ごあいさつ動画
「彼のパフォーマンスは自信と確信に満ちています。その完璧なテクニックと芸術性にご注目ください」

イギリス出身。ロイヤル・バレエ・スクールを卒業後、バーミンガム・ロイヤル・バレエ団に入団し、プリンシパルに。イングリッシュ・ナショナル・バレエを経て、2022年からオーストラリア・バレエ団にプリンシパルとして入団。

チェンウ・グオ ごあいさつ動画
「チェンウのまばゆい身体能力と盤石のテクニックは、いつもエキサイティングでスリリング。いつだって目を奪われるダンサーです」

中国出身。北京舞踊学校で学んだ後、ローザンヌ国際バレエコンクールでの受賞を経て、オーストラリア・バレエ学校へ。2008年にオーストラリア・バレエに入団し、13年にプリンシパルに昇格。

マーカス・モレリ ごあいさつ動画
「マーカスの踊るバジルは躍動的で勇敢な男です。彼が踊ると、すべてのステップから情熱があふれてきます」

オーストラリア出身。10歳からダンスのレッスンを始め、オーストラリア・バレエ学校で学んだ後、2014年にオーストラリア・バレエ団。ほぼ毎年着実に昇格していき、23年にプリンシパルに任命された。

ルドルフ・ヌレエフ振付
ドン・キホーテ
2025年
5月30日(金) 18:30 (近藤亜香×チェンウ・グオ)
5月31日(土) 12:30 (ベネディクト・ベメ×ジョセフ・ケイリー)
5月31日(土) 18:30 (ジル・オオガイ×マーカス・モレリ)
6月1日(日) 12:00 (近藤亜香×チェンウ・グオ)
会場:東京文化会館 (上野)
【上演時間 約2時間50分(休憩2回含む)】
※未就学児は入場不可
photos: Christopher Rodgers-Wilson, Rainee Lantry, Pierre Toussaint