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舞踊の神の寵愛を一身に受けた、美しき天才ダンサー。見識の高さと信望の厚さを買われて、今やドイツ最大のバレエ団の芸術監督として君臨し、その光輝があまねく冴えわたるスーパースター、ウラジーミル・マラーホフ。先頃のベルリン国立バレエ団来日では若手たちを率いて公演を大成功に導き、アーティストとしての器量の大きさをますます感じさせました。そのマラーホフが日本の観客への特別な思いを込めて、より親密な雰囲気で送り続けてきたのが、この<マラーホフの贈り物>です。
シリーズ5回目となる今回、マラーホフがお届けするのは、自身のすべてをさらけ出すかのような渾身の演技で圧倒的な高みに到達した十八番の『ヴォヤージュ』と、日本で初めて披露する『アリア』。きっとあなたを深い感動へと導くはずです。
共演者たちも世界トップクラスのダンサーたち。まずABTから、マラーホフとは互いの繊細な美と叙情が響き合うパートナーシップで絶賛されるジュリー・ケントと。ミュンヘンに移籍してふくよかな色香としなやかさにますます磨きがかかり、見る者を幻惑させるルシア・ラカッラと誠実なパートナーのシリル・ピエール。ボリショイからは、ダイナミックな表現力と優雅な気品を併せもつマリーヤ・アレクサンドローワと、端正さの中に力強い芯を備えた王子セルゲイ・フィーリン。マラーホフのベルリンの秘蔵っ子ペアであり、期待にたがわぬ技術と魅力で大ブレイク中のポリーナ・セミオノワとアルテム・シュピレフスキー。また、抜群の跳躍力とキレのある踊りで注目を集めるマルチン・クライエフスキーが参加。そしてシリーズの伝統となっているマラーホフ&東京バレエ団の共演も、ロマンティシズム漂う『白鳥の湖』第2幕と、華やかなテクニックの洪水で圧倒する『エチュード』の2演目をご用意。本公演で、マラーホフの愛にたっぷり浸ってください! |
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