英国ロイヤル・オペラ 2015年日本公演

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英国ロイヤル・オペラ 「ドン・ジョヴァンニ」騎士長役決定、「マクベス」マクダフ役変更のお知らせ

公演関連情報 2015年6月10日 15:00

英国ロイヤル・オペラ「ドン・ジョヴァンニ」の騎士長役は、このたびライモンド・アチェトに決まりましたのでお知らせいたします。また、「マクベス」のマクダフ役は、歌劇場の都合によりテオドール・イリンカイに変更になりました。以上、なにとぞご了承のほどお願い申し上げます。


「ドン・ジョヴァンニ」

■ 騎士長役 
 → ライモンド・アチェト


「マクベス」

■ マクダフ役 
 ディミトリ・ピッタス → テオドール・イリンカイ(変更)



公益財団法人日本舞台芸術振興会



テオドール・イリンカイ [マクダフ] テノール

Ilincai new 2012.jpg 1983年ルーマニア生まれ。2006年ブカレスト国立オペラで歌手としてのキャリアを開始。国際的なデビューとなったのは2009年のハンブルク州立歌劇場での『マクベス』のマクダフ役だった。同年にはウィーン国立歌劇場に『ナブッコ』のイズマエーレを歌ってデビューした。以後、英国ロイヤル・オペラとライン・ドイツ・オペラでの『ボエーム』のロドルフォ、ストラスブールのライン国立劇場での『友人フリッツ』のフリッツ、サンチャゴでのグノー作曲『ロメオとジュリエット』のロメオ、ベルリン・ドイツ・オペラでの『ファウスト』のタイトルロール、トゥールーズ、ハンブルク、ブタペスト、パリ・オペラ座での『蝶々夫人』のピンカートン、マドリッドのテアトロ・レアルでの『椿姫』のアルフレードなどを歌い、成功をおさめている。
 『マクベス』のマクダフ役は、彼の実力を示す最初のレパートリーとなったものであり、当たり役の一つといえるもの。第4幕で、マクベスによって妻子を失ったマクダフが深い哀しみを歌う「ああ、父の手は」は、テノールの魅力がドラマチックな効果を盛り上げる場面。イリンカイの本領発揮が期待される。


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