ミラノ・スカラ座
<ヴェルディ生誕200年祭>の中から、イタリア・オペラの総本山が威信をかけて贈る、新時代のヴェルディ!
Teatro alla Scala
2013年│9月
〜ヴェルディ生誕200年祭〜
G.ヴェルディ作曲『ファルスタッフ』(2013年1月新演出初演) 指揮:ダニエル・ハーディング 演出:ロバート・カーセン
G.ヴェルディ作曲『リゴレット』(2012年11月新演出初演) 指揮:グスターボ・ドゥダメル 演出:リュック・ボンディ
“イタリア・オペラの殿堂”として世界の頂点に立つミラノ・スカラ座にとって、2013年は“特別な年”。イタリア・オペラの巨星ジュゼッペ・ヴェルディの生誕200年にあたるメモリアル・イヤーなのです。ミラノ・スカラ座が、“ヴェルディの劇場”の異名をもち、ヴェルディ作品の上演に関して、世界中のどのオペラハウスの追随も許さないことは、オペラ・ファンなら周知のこと。この記念すべき年に実現する日本公演には、これまでにも増して、ミラノ・スカラ座が威信をかけたヴェルディ作品が準備されています。 “ヴェルディの劇場”としてのミラノ・スカラ座のヴェルディ上演は、その歴史において、幾多の変遷を経てきました。イタリア国内だけではなく、世界を相手にした舞台をつくるため、彼らは常に“現代”と向き合いながら、時代とともに作品を磨き上げてきたのです。 ヴェルディ生誕200年祭で、次の時代を切り拓くべく、ミラノ・スカラ座が白羽の矢を立てた指揮者は、ダニエル・ハーディングとグスターボ・ドゥダメル! 世界のオペラ界が熱い視線をおくる若いエネルギーにあふれた指揮者です。スカラ座は、彼らにこの重要な公演を託すことが、“現代”のヴェルディ像を打ち立て、イタリア・オペラの殿堂の新たな扉を開くことになることを確信しています。 ダニエル・ハーディングが振るのは鬼才ロバート・カーセン演出による『ファルスタッフ』、そしてグスターボ・ドゥダメルはリュック・ボンディ演出の『リゴレット』。いずれも2012年、2013年に、まさにヴェルディ生誕200年祭のために新制作されるプロダクションです。日本における“ヴェルディ・イヤー”は、この2本で止めを刺します!
200th Anniversary of Verdi’s birth
指揮: グスターボ・ドゥダメル
photo:Teatro alla Scala/Marco Brescia
指揮: ダニエル・ハーディング
photo:Teatro alla Scala
演出: ロバート・カーセン 「ファルスタッフ」
演出: リュック・ボンディ 「リゴレット」