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過去の公演情報
  シュツットガルト・バレエ団  
    公演概要  
    「オネーギン」  
    「ロミオとジュリエット」  
    来日予定メンバー  
    シュツットガルト
ドラマティック伝説
 
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 天才振付家ジョン・クランコの傑作の数々を伝統とする名門、シュツットガルト・バレエ団が3年ぶりに来日します。
 1961年、英国ロイヤル・バレエ団で新進振付家として活躍していたジョン・クランコがシュツットガルト・バレエ団の芸術監督に就任した際、ドイツにはオペラから独立したバレエ団は皆無でした。クランコは、類まれなリーダーシップをもって新興バレエ団を育て上げ、現代人の心に響く感動的な物語バレエを次々に創造して、現代バレエ史に伝説を生んだのです。女優バレリーナと呼ばれたマリシア・ハイデらの活躍と相まって、瞬く間に世界のトップに踊り出たバレエ団の偉業は「シュツットガルトの奇跡」とまで称えられたのです。間もなくクランコは45歳の若さで夭折しますが、稀代の振付家の薫陶を受けたバレエ団は、ハイデを中心にクランコの精神と遺産を強い意思をもって継承し、日本をはじめ世界中の観客に感動を与えてきました。
 1996年、芸術監督にリード・アンダーソンが就任すると、バレエ団はダンサーを一新し、クランコの遺産はそのままに、若いエネルギー溢れるカンパニーに生まれ変わりました。清新な血が注がれながらも、時代を超えて輝くクランコ作品の魅力は、前回の日本公演でも立証され絶賛を浴びています。
 クランコ作品に傾倒するのは観客ばかりではありません。「これから挑戦したいのは、『オネーギン』のタチヤーナ」とギエム。「クランコの作品は自分に近いところにある」と、ロミオやレンスキーを踊っているマラーホフ。そして「ダンサー人生の最後の夢はオネーギンを踊ること」と本公演に意欲を燃やすルグリ。彼らが一様に語るのは、その優れた演劇性であり、深く温かく描かれる人間像です。すべてを極めた感のあるアーティストたちをも惹きつけて止まない、強烈な磁力を持つクランコ作品の魅力を、ぜひご自分の目でお確かめください!
 





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