奇跡のドラマティック・バレエ、好評にお応えして、ゲストを迎えて再演決定!
オネーギン 全3幕
東京バレエ団 THE TOKYO BALLET 総監督:佐々木忠次 芸術監督:飯田宗孝
美しい音楽にのせて流暢に語られる、初恋の苦さ、人生の悲哀、魂の気高さ。ドラマティック・バレエの最高峰!
自然豊かな田舎で育った素朴な娘タチヤーナと都会育ちの憂愁の貴公子オネーギンの悲恋を描く文豪プーシキンの「オネーギン」。これを題材としたジョン・クランコ振付のバレエは、その悲哀を帯びつつも魂の気高さを歌う傑出した舞台が、近年急速に評価を高めています。 東京バレエ団は本作を2010年に日本のバレエ団で初めて上演し、「完成度の高い感動的な出来栄え」「初役とは思えないレベル」等、各新聞・雑誌で絶賛を博しました。 今回はオネーギン役に、クランコを創設振付家に頂く本家のシュツットガルト・バレエ団から数多くの主演経験を持つエヴァン・マッキーを迎えて、待望の再演を果たします。マッキーはオネーギン役をパリ・オペラ座バレエ団はじめで客演しており、エレガントな演技で好評を博しました。相手役を務める吉岡美佳は叙情的な美しさが、また斎藤友佳理と木村和夫は主人公たちの葛藤と魂の叫びを表出する迫真の演技がいずれも初演で高い評価を得ました。 シュツットガルト・バレエ団からは、レンスキー役でマライン・ラドメーカーのゲスト出演も決定。観る者の心を揺さぶってやまない感動の「オネーギン」再演にどうぞご期待ください!
photo:Shinji Hosono