一宮市出身。1991年、東京バレエ団に入団。シャープな表現力、スケールの大きさを買われ、’92年のロシア公演で「ザ・カブキ」の主役・由良之助に抜擢。ペテルブルグのマリインスキー劇場でデビューを飾る。日本では、’93年5月に同役を踊り、“踊るほどにりりしい”と賞賛された。同年7月の「M」では三島の分身“II−ニ”を演じ、ベジャールから直接振付を受ける機会に恵まれ、新たな飛躍をとげた。その後も国内・海外公演で主要な役を踊っている。今年は「白鳥の湖」「ドン・キホーテ」に主演。一回り大きくなった彼の舞台に期待が高まる。
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松山市出身。スイス留学を経て、’89年、東京バレエ団に入団。入団後まもなく「眠れる森の美女」のリラの精、「ザ・カブキ」顔世御前など主要な役どころをまかされ、見事期待に応える。’93年の「M」世界初演ではベジャールに見出され、生命と再生の源を象徴する女を鮮やかに演じて一躍注目を集める。’98年の南米公演「ザ・カブキ」顔世でも、現地評論家から絶賛される。透明感のある叙情的な表現が魅力のバレリーナ。
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