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「中国の不思議な役人」
東京バレエ団初演中国の不思議な役人 LE MANDARIN MERVELLEUX
振付:モーリス・ベジャール
音楽:ベラ・バルトーク
振付指導:小林十市
初演:1992年、ローザンヌ、メトロポール劇場

<出演者>
中国の役人: 木村和夫(2/11、2/13)/
首藤康之(2/14)
娘: 大嶋正樹/
古川和則(出演日未定)
無頼漢の首領: 後藤晴雄(2/11、2/13)/
窪田央(2/14)
若い男: 佐野志織(2/11、2/14)/
井脇幸江(2/13)
ジークフリート: 芝岡紀斗(2/11)/
窪田央(2/13)/
高野一起(2/14)



暗黒街に仕掛けられた、禁断のエロスと暴虐のワナ。
狂気と映画の時代を反映したベジャールの傑作!

 モーリス・ベジャールは、ベラ・バルトークの音楽/メニヘルト・レンジェルの台本に基づく同名の一幕のパントマイムのコンセプトに従いながら、そこに同時代のフリッツ・ラング監督の映画『M』の雰囲気を盛り込み、独自の濃厚なバレエを生み出した。
犯罪の臭いに満ちた夜の裏街。通りがかる男たちを、娘が誘惑し、無頼漢が襲う。一人、二人、三人…加速度を増す性の罠と暴力によって、犠牲者が続出する。しかし三人目の“中国の役人”はどこか得体が知れない。彼の娘への執着はしだいに激しさを増していき、娘は身震いする。無頼漢が何度も役人を襲うが、役人は何度も甦る。そしてついに訪れる意外なカタストロフとは…!?

「春の祭典」 LE SACRE DU PRINTEMPS
振付:モーリス・ベジャール
音楽:イーゴリ・ストラヴィンスキー

東京バレエ団初演:1993年4月9日 東京文化会館

<出演者>
生贄: 後藤和雄(2/11、2/14)/首藤康之(2/13)
井脇幸江(2/11,2/14)/吉岡美佳(2/13)

20世紀のバレエに革命をもたらした、記念碑的傑作!

 1959年、モネ劇場の支配人であるモーリス・ユイスマンスの依頼で、ベジャールが「バレエ・テアトル・ド・パリ」とともにブリュッセルにやってきて上演したのがこの作品であった。ストラヴィンスキーの変化きわまりなく、奇怪なリズムと管弦楽の咆哮に満ちた、輝かしくもグロテスクな原始画ともいえるこの曲から、ベジャールはその本質をえぐりだす振付を行なった。ストラヴィンスキーの台本にあった、“生贄”の乙女と、その死の舞いは削除され、民族的伝統から開放された自由な解釈で、大宇宙の中での人間の生命を鮮明に視覚化することに成功したのである。


「ドン・ジョヴァンニ」 DON GIOVANNI
振振付:モーリス・ベジャール
音楽:フレデリック・ショパン(モーツァルトの主題による)

東京バレエ団初演:1983年9月30日 東京文化会館

<出演者>
吉岡美佳、遠藤千春(全日)

架空の男ドン・ジョヴァンニに愛と情熱を注ぐ乙女たちの物語

 オペラで有名なこの作品に、主役のドン・ジョヴァンニは登場しない。あくまでも女性たちのまわりに存在するものとして扱われている。あるときは照明により、あるときは椅子を置くことによってその存在が観客には知らされる。女性たちは架空の男、ドン・ジョヴァンニのためにその愛と情熱とエネルギーを注ぐが、彼女たちは舞台に突然現れた劇場の裏方さんを見て夢から一気に現実にひきもどされてしまう。






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