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  ヴェッセリーナ・カサロヴァ
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ヴェッセリーナ・カサロヴァ リサイタル

2004年3月25日(木) 7:00 pm

 ヴェッセリーナ・カサロヴァの名前は1990年代前半急速に世界に広まり、数年のうちには“世界最高のメゾ・ソプラノ”と認められるまでになりました。オペラにおける花形はソプラノやテノール、と考えられがちですが、実はメゾ・ソプラノは目下百花繚乱。その中でもひときわ華やかな輝きをはなっているのがヴェッセリーナ・カサロヴァなのです。
 カサロヴァの歌声が初めて日本に響いたのは、2000年のグルベローヴァとのデュオリサイタルでした。なめらかな声質と豊かな表現力、そしてしっかりとしたテクニックで観客を魅了し、日本でのカサロヴァの評価は一気に高まりました。その後も、今春にはグルベローヴァが初めて挑んだ「ノルマ」(演奏会形式)、ヴィンチェンツォ・ラ・スコーラとのジョイントリサイタル、そしてオペラでもその歌声の素晴らしさを印象づけています。
 来春、ファン待望の本格的な単独リサイタルが実現することになりました。プログラムには、カサロヴァがこれまで丁寧に取り組んできた、大切なレパートリーが揃い、このリサイタルに賭ける彼女の意気込みがうかがえます。世界最高といわれるロジーナやアンジェリーナといったロッシーニ・オペラのアリアをはじめ、ザルツブルク音楽際のプレミエにはもはや欠かせない存在といわれるようになったモーツァルト、そして自らが新境地として拓いたカルメンなど、彼女の本領が最大限に発揮されることでしょう。
 歌うことの喜びを自らが感じ、神から与えられた自分の才能をもって、人々とともに音楽の素晴らしさを楽しみたいというカサロヴァ。幸せをもたらす珠玉の歌声を、どうぞお聴き逃しなく。







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