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女と見れば片っ端からくどいてまわる、挙句に“落とした”女のカタログまで作ってしまう男など、許してよいものか?!とは言うものの、女は捨てられては追いかけ、憎しみを抱きながらもつい男の甘い言葉に酔ってしまう・・・。男と女の間では、よくある話しといえばそれまでですが、ドン・ジョヴァンニほどの“イイ男”は現実にはそういません。オペラのなかでも実はこの役で、女が放っておかないのは当然!と頷かせるのはかなり難しいもの。現代最高のドン・ジョヴァンニ歌いの一人とされるハンプソンの登場はオペラ・ファンなら聴き逃せません!そしてさらに、この当代きっての色男の餌食になるドンナ・アンナをコロラトゥーラの女王エディタ・グルベローヴァが演じるのですから、楽しみと期待は何倍にも膨れ上がります。
今回上演されるプロダクションは、名演出家フランコ・ゼッフェレッリによる不朽の名舞台。ウィーンでは現在は上演されることがなくなっているため、この日本公演でのみ、豪華の極みを尽くしたキャストで上演が実現します。
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*表記の配役は2004年3月5日現在の予定です。やむを得ない事情により出演者が変更となる場合がありますので、あらかじめご了承ください。なお、出演者および配役の変更に伴う払い戻し、公演日の振替えはできません。正式な配役はすべて当日発表となります。
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