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  アレッサンドラ・マーク
 
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アレッサンドラ・マーク

 アメリカ、ボルチモア出身。メリーランド大学卒業後、地元の合唱団に入り、コンクールに挑戦するなどしていたが、1986年、当時リンカーン・センターの向かい側にあったレストラン<マエストロ>で歌っていたところを、パヴァロッティのマネージャーに見出され、オペラ歌手として契約を果たす。88年、サンタ・フェ・オペラでデビュー。88/89シーズンには、シカゴ(『アイーダ』)、マイアミ(『運命の力』)、ヒューストン(『カルメル派修道女の対話』)などへの出演が続く。89年10月、最年少歌手として『アイーダ』のタイトル・ロールでメトロポリタン・オペラへのデビューを果たす。延々と続く喝采の拍手と熱狂をもたらしたのは、ジェシー・ノーマンに比肩すると称される圧倒的な声量とあくまでもなめらかな声質ゆえのこと。以来、世界最大の美声の持ち主の一人として、数々の成功をおさめ、著名なオペラハウスでの活躍を広げている。
 ショルティ指揮によるローマ法皇のためのコンサート、ブッシュ大統領夫妻のためのホワイトハウスでのリサイタルほか、アメリカを代表する歌手としての活躍も数多い。2001年4月には、急逝したシノーポリの追悼公演に参加した。
 初来日は90年。2003年「オペラ・ガラ・コンサート」でも来日した。世界中から引く手あまただが、今秋は10月にワシントンD.C.でのリサイタル、ダラスでのヴェルディ「レクイエム」に引きつづき、日本で初めてのソロ・リサイタルを行なうこととなる。

 アメリカ・ニュージャージー州出身。5歳でピアノを習い始める。マンハッタン音楽学校で学位を取得。卒業後、ニュージャージー州立歌劇場の副指揮者兼ピアニストに就任、オペラ公演に必要な経験を積むと同時に、歌い手との呼吸の合わせ方・サポートの仕方など伴奏者として多くのことを身につける。
80年よりミラノ・スカラ座の副指揮者兼ピアニストに就任、クライバー、アッバード、ガヴァッツェーニ、シャイーらの助手を務め、更に研鑽を積む。その間、ヨーロッパの著名な音楽祭にも数多く出演している。
 伴奏ピアニストとしては、劇場での仕事によって得た経験と知識に加え、天賦の音楽性と優れた感性で、常に「伴奏」という枠を超える芸術性の高い演奏を行い、「スカレーラの名人芸」「名手スカレーラ」と絶賛されるほどであり、ピアノ伴奏の歴史を変えた一人とも評されている。また共演者からの信頼も厚く、ベルゴンツィ、カレーラス、リッチャレッリ、ヴァドゥヴァ、カバリエ、サバッティーニ、スミ・ジョー、ジョルダーニ、スコット、ファブリッチーニ、フローレスなど一流声楽家のリサイタル伴奏者として世界各地で活躍、常に高い評価を受けており、録音も数多い。






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