1927 | 1月1日 モーリス・ベジャール マルセイユに生まれる。哲学者ガストン・ベルジェの息子。 | 母、妹と。 |
1930 | 妹、クローデット誕生。 | |
1934 | 母、G.ベルジェ死亡。 | |
1938 | 妹のクローデット、いとこのジョエル、アランとともに芝居に熱中し、自ら演出を行う。 | |
1941 | 14歳でバレエのレッスンを始める。 | 少年時代。 |
1945 | 大学の美学と心理学の単位を取得後、マルセイユ・オペラに入団。 第2次世界大戦の後、マルセイユを離れ、レオ・スターツと出会う。 パリに出てエゴロワ夫人、ルーザンヌ夫人のもとでバレエを学ぶ。 |
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1948 | ロンドンのインターナショナル・バレエ団でクラシックの研鑚を積むとともに、主要な役を踊る。 | |
1951 | ストックホルムのビルギット・クルベリ・バレエ団との仕事によって、モダンダンスと出会う。 | |
1954 | パリでジャン・ローランと共に<エトワール・バレエ団>を結成。 | |
1955 | ピエール・アンリの音楽による「孤独な男のためのシンフォニー」初演。 後にこれを“作品1”とする。 |
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1957 | バレエ団の規模が大きくなり、<バレエ・テアトル・ド・パリ>となる。 | ジョルジュ・ドンと。 「第九交響曲」リハーサル |
1959 | ブリュッセルの王立モネ劇場支配人モーリス・ユイスマンの委嘱により「春の祭典」を創作、初演。 |
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1960 | 「ボレロ」初演。 王立モネ劇場を本拠地とするカンパニーを設立。 “舞踊は今世紀の芸術である”という信念から<20世紀バレエ団>と命名。 父、ガストン・ベルジェ死亡。 |
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1963 | 初の中南米ツアー。 テアトロ・コロン公演をジョルジュ・ドンが訪れ、後に20世紀バレエ団に入団。 |
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1964 | ブリュッセルのシルク・ロワイヤルにて「第九交響曲」初演。 | |
1966 | ベルリオーズの音楽による「ロミオとジュリエット」初演。 | 第1回日本公演 「ロミオとジュリエット」 |
1967 | 第1回日本公演(20世紀バレエ団) | |
1968 | インドでの体験をもとに「バクチ」初演。 | |
1970 | パリ・オペラ座により「火の鳥」初演。 | |
1971 | ルドルフ・ヌレエフ主演で「さすらう若者の歌」初演。「ニジンスキー、神の道化」初演。 | |
1973 | ブーレーズの音楽、文楽より着想を得た「主なき槌」初演。 | |
1975 | バッハとアルゼンチン・タンゴを使った「我々のファウスト」初演。 | |
1977 | ウラジーミル・ワシーリエフ主演による「ペトルーシュカ」初演。 | 「ボレロ」リハーサル |
1978 | 第2回日本公演(20世紀バレエ団) | |
1979 | 自伝「他者の人生の中での一瞬」出版。 | |
1980 | 「ボレロ」を含む15作品の抜粋で編まれた「エロス・タナトス」初演。 | |
1981 | 「ラ・ミュイット」初演(「アダージェット」含む)。 モーツァルトのオペラを舞踊家した「魔笛」初演。 |
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1982 | 第3回日本公演(20世紀バレエ団) テオドラキスの音楽による「タラサ、われらの海」初演。 |
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1983 | ミシェル・ガスカール、ジル・ロマンほか出演の「ギリシャの踊り」初演(「タラサ、われらの海」より抜粋) |
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1984 | 三島由紀夫作「近代能楽集」を演出。 ワーグナーとニーチェ、ギリシャ神話の出会いを描く「ディオニソス」初演。 |
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1985 | 第4回日本公演(20世紀バレエ団) | |
1986 | 東京バレエ団のために「ザ・カブキ」を創作、初演。 勲三等旭日中綬章受賞(日本) |
東京バレエ団「ザ・カブキ」初演 リハーサル(1986年) |
1987 | スイスに本拠地を移して<ベジャール・バレエ・ローザンヌ>と改称。 | |
1988 | 第5回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) | |
1989 | コロナ勲章受賞(ベルギー)。 | 勲三等旭日中綬章受賞(1986年) |
1990 | ベルリンにおいて、同名のオペラに振付けた大作「ニーベルングの指環」を初演。 第6回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) |
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1992 | バルトークの音楽による「中国の不思議な役人」初演。 シルヴィ・ギエム主演で「シシィ」初演。 |
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1993 | 三島由紀夫を題材とした「M」を東京バレエ団のために創作、初演。 世界文化賞受賞(日本)。 |
東京バレエ団「M」リハーサル (1993年) |
1994 | 第7回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) フランス学士院芸術アカデミーに入会。 |
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1996 | 第8回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) |
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1997 | ジュルジュ・ドンとクイーンのフレディ・マーキュリーの死に触発されて創作した、「バレエ・フォー・ライフ」初演。 2冊目の自伝「誰の人生?」を出版。 |
「バレエ・フォー・ライフ」 |
1998 | 第9回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) トリノにてベジャール・バレエ団による「くるみ割り人形」初演。 |
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1999 | 京都賞受賞。 | 東京バレエ団「くるみ割り人形」 リハーサル(1999年) |
2000 | ヴェルサイユ宮殿王立オペラ劇場にて「少年王」初演。 | |
2002 | 第10回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) 中村歌右衛門へのオマージュとして創作した「東京ジェスチャー」を初演。 若いダンサーのための新バレエ団「カンパニーM」を創立。 |
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2003 | フェリーニの死後10年にあたり、フェリーニへのオマージュ「チャオ・フェリーニ」初演。 | |
2004 | 第11回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団)。最後の来日となる。 カンパニー創立50周年記念として、若手ダンサーたちと共同で「祖父である術」を創作。 |
最後の来日となった 2004年日本公演カーテンコール |
2006 | 第12回日本公演(モーリス・ベジャール・バレエ団) 「ダンサーの人生《ズィグとピュスが語る》」初演。 |
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2007 | 1月1日、80歳の誕生日を迎える。 11月22日ローザンヌにて死去。享年80歳 12月、遺作「80分世界一周」初演。 |