ベルリン国立歌劇場
ドン・ジョバンニ トリスタンとイゾルデ モーゼとアロン イントロダクション
来日記念特別演奏会
公演概要
 
ダニエル・バレンボイム ワルトラウト・マイヤー  Waltraud Meier
 
プロフィール
プログラム
公演概要
  ベルリン国立歌劇場やバイエルン国立歌劇場など、世界有数の歌劇場引越し公演に主演し、とりわけワーグナーのオペラでは当代随一と謳われるワルトラウト・マイヤー。陰影に富んだ揺ぎ無いドラマティックな声に、緻密で繊細な表現力を備えた歌唱は他の追随を許さず、幾度もの深い感動をもたらしてきました。
 そのマイヤーがオペラと併行して、精力的に取り組んでいるのがドイツ・リート(歌曲)です。
 壮大なオペラと違って、リートは5分ほどの小品。しかし、それぞれの中に独自の世界観やドラマが凝縮されている点はオペラと変わりなく、一晩でそれら数十曲もの世界を見事に構築してみせるマイヤーの実力は、一昨年のリサイタルでも絶賛を浴びました。
 大学では言語学を専攻したというマイヤーは、「私は言語を愛している」とインタビューで語るように、歌のテキストを重要視し、言語の造形から声楽のテクニックをも発想して深い音楽解釈へとつなげていきます。けっして情緒に流されるのではなく、楽曲への知的で緻密なアプローチが、聴く者の感性に訴え、感情を解放していく豊潤な音楽を生み出しているのです。
 今回は、「ます」「魔王」他、おなじみのシューベルトの歌曲に加えて、リヒャルト・シュトラウスがヘッセとアイヒェンドルフの詩に作曲した傑作「4つの最後の歌」をはじめとするプログラム。磨きぬかれ究められたリートの魅惑の世界が、あなたを陶然とさせ、深く豊かな感動で浸します!
Page Top
プロフィール
 
ワルトラウト・マイヤー  Waltraud Meier
 ドイツのヴュルツブルク生まれ。1976年ヴュルツブルク歌劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ』のローラ役でデビュー。以後、マンハイム、ドルトムント、ハノーヴァー、シュツットガルトなどドイツ各地の劇場で活躍。1980年にブエノス・アイレスのテアトロ・コロンで『ワルキューレ』のフリッカを演じたことが国際的なデビューとなった。
 バイロイト音楽祭へのデビューは1983年『パルジファル』のクンドリー役だったが、その後ドラマティック・ソプラノの分野にもレパートリーを広げ、『トリスタンとイゾルデ』のイゾルデ役で大成功をおさめ、ワーグナー歌手の一人として認められるようになった。1987年以降は、メトロポリタン歌劇場をはじめ、コヴェント・ガーデン、ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場など、世界の主要なオペラハウスで活躍している。
 日本には1990年東京芸術劇場のオープニングでのマーラー・チクルスで初来日。翌91年にはビシュコフ指揮国立パリ管弦楽団との共演により『ファウストの劫罰』でも名唱を聴かせた。1997年には、ベルリン国立歌劇場日本公演での『ワルキューレ』と『ヴォルツェック』に出演。ベルリン国立歌劇場とは、2002年の《ニーベルングの指環》全曲チクルスでも『ワルキューレ』のジークリンデと『神々の黄昏』のヴァルトラウテで、強烈な印象を残した。また、バイエルン国立歌劇場日本公演でも、2001年には『トリスタンとイゾルデ』と『フェデリオ』に出演、2005年には『タンホイザー』のヴェーヌスを演じた。
 日本でのリサイタルは、1997年、2005年に続き今回が3回目となる。
 
ヨーゼフ・ブラインル Joseph Breinl
(ピアノ伴奏)
 ミュンヘン、アムステルダム、ロンドンで学んだ。2002年にはルール・ピアノ・フェスティバルで入賞。翌2003年9月にはウィグモアホール国際歌唱コンクールでも入賞した。クリスティアンヌ・ストーティエンをはじめ、著名な歌手のリサイタルでたびたび伴奏している。ワルトラウト・マイヤーとは2004年から共演している。ミュンヘン・オペラ・フェスティバル、シュレスヴィヒ・ホルスタイン音楽祭、ガルミッシュのリヒャルト・シュトラウス祭でピアノ伴奏を、バイエルン国立歌劇場、ボンのベートーヴェン・ホール、アムステルダムのコンセルトヘボウなどで演奏している。
Page Top
 
プログラム
 
■フランツ・シューベルト
憂い(op. 22, D. 772)
漁夫の歌(op. 96-4, D. 881)
ます(op. 32, D. 550)
糸を紡ぐグレートヒェン(op. 2, D. 118)
夜の曲(op. 36-2, D. 672)
魔王(op. 1, D. 328)
   
■リヒャルト・シュトラウス
  チェチーリエ(4つの歌 op.27-2)
冬の霊感(5つの歌 op.48-4)
二人の秘密をなぜ隠すのか(はすの花びらの6つの歌 op.19-4)
あすの朝(4つの歌 op.27-4)
夜(8つの歌 op.10-3)
とき放たれた心(5つの歌 op.39-4)
   
■リヒャルト・シュトラウス
  「四つの最後の歌」春/9月/眠るとき/夕映えのなかに
   
※曲目は演奏者の都合により変更になることがあります。
Page Top
 
公演概要
 
公演日程・会場
2007年9月26日
(水)7:00 p.m.
サントリーホール
料金
S=¥15,000 A=¥13,000 B=¥11,000 C=¥9,000 D=¥7,000
エコノミー券=¥5,000(イープラスのみで、8月31日(金)より受付開始/お一人様2枚まで)
学生券=¥4,000(NBSのみで、8月31日(金)より受付)
※学生券は22歳までの学生を対象とします。公演当日に必ず学生証をお持ちください。
※未就学児童の入場はお断りいたします。
一斉HATUBAI
2007年4月14日(土) 10:00a.m.より受付開始!!
[前売所]
e+(イープラス) http://eplus.jp/(パソコン&携帯)
※プレオーダー4月5日(木)〜4月8日(日)
電子チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:255-372)
CNプレイガイド 0570-08-9990
東京文化会館
チケットサービス
03-5815-5452
サントリーホール・
チケットセンター
03-3584-9999
ローソンチケット 0570-000-407 (10時〜20時)
*Lコード/32823
お問い合わせ・お申し込み
Page Top
 
 
   サイトマップ   |   お問い合せ   |   NBSについて

Copyright 2007 by 財団法人日本舞台芸術振興会  
ドン・ジョヴァンニ トリスタンとイゾルデ モーゼとアロン