この1月、ローマ歌劇場『椿姫』の演出を手がけたソフィア・コッポラが、新作映画『The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ』のプロモーションのために来日しました。2月の公開に先駆けて1月17日に開催されたジャパンプレミアでは、壇上に登場。花束を贈る草刈民代の、『椿姫』でも登場人物の優れた描き方に映画と同様の素晴らしさを感じたというコメントに、「オペラほどドラマチックなものはないと感じています。登場人物をよりリアルに感じてもらえるように、と演出しました」とコッポラ。さらに、「今年秋には、日本でもオペラ公演があります」と笑顔を見せました。翌18日には監督生活20周年を記念して発売される写真集のカメラマンとのトーク・イベントを開催。さらに19日にはNHKの「あさイチ」にも出演しました。
ソフィア・コッポラは、初めてのオペラ演出を引き受けたのは『椿姫』が女性の生き方をテーマにした作品だったから、と語っています。ソフィア・コッポラの映画に魅了された方にとって、オペラ『椿姫』は見逃せない一作といえそうです。
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