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マラーホフの贈り物2008

イントロダクション

ワツラフ・ニジンスキー振付「牧神の午後」
photo:Kazumi Kurigami

世界のバレエ界の貴公子ウラジーミル・マラーホフが、2年ぶりに日本のファンに素敵な贈り物を届けてくれます!

ベルリン国立バレエ団を率いて5年、スターダンサー/芸術監督として充実期を迎えながら、2007年夏にはその多忙さゆえに脚の故障という憂き目に合ったマラーホフ。まず、その彼が秋に日本で披露する予定だったニジンスキー版「牧神の午後」で、復活の舞台を飾ります。バクストの鮮やかな美術を背景に気だるい官能美を放つマラーホフの牧神は、まさにファン待望の舞台です。今回はまた、20世紀ニューヨークの名匠ロビンズによる同じ音楽を使った「牧神の午後」をセミオノワとともに別プログラムで上演するという、刺激的なダブル企画が実現!リハーサル中のダンサーが鏡に映った自ら演じる世界に魅了されてゆく、透明感と恍惚に満ちた演技は、若き日のマラーホフの代名詞“ナルシス”をも彷彿とさせるだけに、ファンにはたまらないものとなるはずです。

これに加えて、群舞とともにクラシカルで華やかな踊りを披露する「パキータ」、マラーホフが「語っているだけで心が震えてくる」というほど心酔し、セミオノワ、サレンコ、東京バレエ団の吉岡美佳、上野水香という豪華メンバーで踊られる、ベジャールの“愛と死”の傑作「これが死か」。そして各プログラムでソロも披露するという豪華さです。

今回の<贈り物>を彩るのは、おなじみマラーホフ秘蔵の姫君で華麗な演技に磨きのかかったセミオノワ。世界バレエフェスティバルでも気品ある円熟の踊りを見せたアメリカン・バレエ・シアターの名花ドヴォロヴェンコと名パートナーのベロツェルコフスキー。揺ぎなき実力を誇るボリショイのアレクサンドロワとフィーリン。そしてマラーホフの強力な推薦で初参加するベルリンの新鋭サレンコと、やはり世界バレエフェスティバルで活躍したコンヴァリーナ。いっそうの芸術的深みと多彩さをもってよみがえるマラーホフと、いずれ劣らぬ強力なスターたちの華麗な舞台を、どうぞお見逃しなく!


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