オーストリア大使館でのメディア・プレゼンテーションより (写真右より、ベルンハルド・ツィムブルグ駐日オーストリア大使、ドミニク・マイヤー ウィーン国立歌劇場総監督、バリトンの甲斐栄次郎、ライブストリーミング担当のクリストファー・ヴィーダウアー)
5月から6月にかけて、東京バレエ団はオーストリア、ドイツ、イタリアと3カ国で計16回の公演を開催します。
オーストリアのクラーゲンフルトでは、1都市で12公演という異例の回数の公演が実現。
続くドイツのシュツットガルトは1973年の初訪問以来、今回で7回目の招聘となります。地元にシュツットガルト・バレエ団を擁し、バレエに関しては観客が高い関心と審美眼を誇る土地柄の劇場で、東京バレエ団のオリジナル作品「ザ・カブキ」は、故モーリス・ベジャールと東京バレエ団の真価を印象づけることになるでしょう。
ツアーの最後を飾るローマのカラカラ野外劇場は、古代ローマの遺跡として名高い観光地であると同時に、1937年以来、多くの野外オペラやバレエ公演が開催されることでも世界的に有名です。世界中からの幅広い観客に、ベジャールの「春の祭典」を中心に強力なプログラムを披露します。
創立50周年を迎える今年、東京バレエ団は本ツアー終了後には、30カ国150都市において738公演を達成することになります。