2017年9月日本公演 バイエルン国立歌劇場 キリル・ペトレンコ音楽総監督、待望の初上陸! 2017年新春 詳細発表予定!

 6年ぶりとなるバイエルン国立歌劇場日本公演は、続々と展開する海外からのオペラ引っ越し公演のなかでも、最大の注目と期待を担うものといえます。その最大の理由となるのが、音楽総監督キリル・ペトレンコの初来日! 昨年6 月にベルリン・フィルの次期首席指揮者・芸術監督に選ばれたことを報じるテレビ・ニュースのなかには、“無名の指揮者” とされたことを、オペラ・ファンの中には不思議に感じられた方もあったかもしれません。たしかに、来日もなく、録音もほとんど無いということから、日本では、“知られていない” のかもしれませんが、キリル・ペトレンコへの評価は、2000 年代前半にはすでに「同世代で最も優れたオペラ指揮者」として固まっていたものなのです。実演を聴く機会を待ち望んだファンにとって、まさしく待望の来日が実現するのです!
 ペトレンコは、ベルリン・コーミッシェ・オーパーの音楽総監督を退いた後、数年間をフリーで活躍し、2013 年秋にバイエルン国立歌劇場の音楽総監督に就任しました。その際彼は、「特定の場所で長期的に活動することによって、最大のパフォーマンスを生むことができると実感した」と語りました。就任から4 年を経たところで行われる日本公演にも、音楽総監督としてバイエルン国立歌劇場の最大の魅力を発揮できる2 作を厳選しています。自身が指揮するのは、得意とするワーグナー。この『タンホイザー』が新演出から半年を経ずして日本で披露されるホットな演目である一方で、この劇場が誇る伝説的名舞台であるモーツァルトの『魔笛』を選びました。こちらは実力派指揮者アッシャー・フィッシュの手に委ねます。
 いうまでもなく、ペトレンコ音楽総監督が求める“最大のパフォーマンス” の追求は、両演目のキャストにも向けられています。ミュンヘンでの新演出初演でロール・デビューとなるクラウス・フロリアン・フォークトのタンホイザーをはじめ、世界的な人気を誇るルネ・パペのザラストロ、新進ながら大注目のブレンダ・ラエの夜の女王などなど…‥。
 「自分にとっての故郷は音楽のあるところ。そこでなら私は自由になれるのです」とも語るマエストロ・ペトレンコ。2017 年秋には、日本が彼の“故郷” となるはずです。

*上記の演目および出演者は2016年8月10日現在の予定です。今後、出演団体の事情により変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

オペラ・フェスティバル 2017〜2019

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