ラインナップ

バレエ界の孤高の女王、シルヴィ・ギエムのさらなる進化への挑戦は、ダンス界を席巻している寵児アクラム・カーンとのコラボレーション。クラシック・バレエとインド古典舞踊という異なる背景をもつ二人が、それぞれの屹立した身体能力と芸術的センスをみごとに融和させ、神秘的にして刺激的なステージを繰り広げます。


Photo : Tristram Kenton

シルヴィ・ギエム 
Photo : Eiichro Sakata

アクラム・カーン
 

 
Photo:Christian Leiber

創立348年の伝統を誇り、世界の頂点を極めるバレエの殿堂、パリ・オペラ座バレエ団が2つの豪華な全幕物を携えて来日します。その一つ「ジゼル」は、19世紀にこのバレエ団によって初演されたロマンティック・バレエの傑作。もう一つの「シンデレラ」は、巨星ヌレエフが、設定をハリウッドに替えて映画界のスター誕生の物語として描いた華やかな舞台。パリ・オペラ座の圧倒的な実力と洗練された魅力をたっぷり味わってください。

「ジゼル」
Photo : Sébastien Mathé

「シンデレラ」
Photo : Laurent Philippe


Photo : Kiyonori Hasegawa


Photo : Bettina Stos

バレエ界でもっとも優美な貴公子として絶大な人気を誇るウラジール・マラーホフ。卓越した技術と高雅な芸術性、また真摯にして誠実な姿勢によって創造される舞台は、汲めども尽きぬ魅惑の泉のよう。彼が厳選して集めたスター・ダンサーたちとともに、愛する日本の観客のために贈る7度目のステージで、マラーホフの新たな魅力に酔いしれてください!

女王の国にふさわしい気品と優雅さを備えたスタイルで人気の英国ロイヤル・バレエ団が2年ぶりに来日します。このバレエ団が誇るレパートリーといえば、自国の演劇の伝統と融合させた味わい深いドラマティック・バレエの数々。その代表作であるケネス・マクミラン振付の「ロミオとジュリエット」ほか魅力的なプログラムを、コジョカル、ロホ、ヌニェスをはじめ、伸び盛りの旬のダンサーたちが競演する舞台にご期待ください!


Photo : Rob Moore

「ロミオとジュリエット」
Photo : Kiyonori Hasegawa

「ロミオとジュリエット」
Photo : Kiyonori Hasegawa

「くるみ割り人形」
Photo : TimRichardson

「白鳥の湖」
Photo : Kiyonori Hasegawa

英国バレエの伝統を受け継ぎ、南半球随一の規模と実力をもつオーストラリア・バレエ団が、グレアム・マーフィー振付の2作を携えて早くも再来日。洗練されたステージで、再び旋風を巻き起こします! 古典の名作を故英国皇太子妃ダイアナの悲劇になぞらえた話題作「白鳥の湖」を、前回公演直後からの熱いリクエストにお応えして再演するほか、実在のバレリーナをモデルにした創意あふれる「くるみ割り人形」をお贈りします。



ミラノ・スカラ座バレエ団公演より
Photo : Teatro alla Scala-Marco Brescia

ナタリヤ・マカロワ
Photo : Terry O'Neil

古代インドの神秘的な森に囲まれた神殿と宮殿、そして幻想の影の王国を舞台に、壮大なスケールで繰り広げられる「ラ・バヤデール」。なかでも、失われた結婚式の場を復活させ、巫女にニキヤと戦士ソロルの悲恋の物語をドラマティックに描くことで定評のあるマカロワの名版を、東京バレエ団が初演!実力派ダンサーたちの競演、そしてミラノ・スカラ座で製作された豪華な美術・衣裳で、古典の傑作をご堪能ください。



可憐な容姿に精緻な芸術性を実らせ、英国ロイヤル・バレエ団のトップ・バレリーナの座を揺るぎないものにしているアリーナ・コジョカル。優れたテクニックとさわやかな個性で日本初主演を飾ったスティーヴン・マックレー。2007年に日本のバレエ・ファンを魅了した英国ペアが「くるみ割り人形」で待望の再登場。東京バレエ団と息の合った舞台をお届けします。


Photo : Kiyonori Hasegawa

アリーナ・コジョカル
 

スティーヴン・マックレー
 


Photo : Kiyonori Hasegawa

レオニード・サラファーノフ
 

あどけない少年の面影を残す容姿で鋭いテクニックを軽やかにこなし、一陣の風のように舞台を駆け抜けるレオニード・サラファーノフ。人気急上昇中のスターが、東京バレエ団自慢のレパートリー、ラコット版「ラ・シルフィード」に登場します。華麗なステップの数々が繰り広げられるシルフィードたちの森に、飄々として小気味よいサラファーノフ旋風が巻き起こる舞台は見逃せません!



ベルリン国立バレエ団公演より
Photo: Enrico Nawrath

ポリーナ・セミオノワ
 

ギリシャ神話の世界を舞台に、男まさりのニンフ、シルヴィアと、牧童アミンタの恋の物語を描く、フレデリック・アシュトン振付の全幕作品「シルヴィア」。恋人たちの波乱の物語や終幕のディヴェルティスマンなど、古典の様式にも匹敵する絢爛な舞台を東京バレエ団が初演。主演にポリーナ・セミオノワという豪華スターを迎え、華麗なステージが開幕します!



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