1 2012年 9月
ドラマティック・バレエの名匠ジョン・クランコが振付け、いまや世界中のバレエ団で上演されている傑作を、東京バレエ団が2年ぶりに再演。田舎の少女と都会の青年の愛と誇りの物語を、流麗な演出と劇的なパ・ド・ドゥを中心に描く本作の東京バレエ団初演は、各紙・誌から絶賛を浴びました。待望の再演ではシュツットガルト・バレエ団よりオネーギン役にエヴァン・マッキー、レンスキー役にマライン・ラドメーカーをゲストに迎えて、新たに熱い舞台をお届けします!
photo:Kiyonori Hasegawa
2 2012年 11月
2012年11月9日(金)・11日(日)「くるみ割り人形」 ワシリー・ワイノーネン振付 共演:東京バレエ団
2012年11月22日(木)〜25日(日)〈インテンシオ〉(ガラ公演)
天使のように微笑みながら、柔軟な肢体を生かした驚異的なテクニックを繰り出すワンダーボーイ、ダニール・シムキン。軽やかに宙を舞い、空を切り、バランスをとるその舞台はつねに旋風を巻き起こしています。そのシムキンが「くるみ割り人形」全幕に主演。そして強力な仲間たちを集めたガラ公演〈インテンシオ〉を企画。シムキンがその魅力のすべてを出し尽くす驚異のワンダーランドへあなたを誘います。
photo: Daniel Jackson
「くるみ割り人形」photo:Kiyonori Hasegawa
3 2013年 3月
Aプロ:「ボレロ」「ディオニソス組曲」「シンコペ」 Bプロ:「ライト」全幕
亡き師モーリス・ベジャールの遺産の継承と新たな創造を旨として、芸術監督ジル・ロマンのもと、精力的に活動を続けるモーリス・ベジャール・バレエ団。その熱い志と高い芸術的レベルを保つ舞台は、パリ、ローザンヌをはじめ各国で喝采を浴び続けています。日本公演では、ベジャールの充実期である1980年代の大作「ライト」初演、そしてやはり80年代に日本で好評を得た「ディオニソス」の組曲と、傑作「ボレロ」他を予定。
「ボレロ」photo:Kiyonori Hasegawa
4 2013年 5月
共演:東京バレエ団
バレエ界の貴公子からの夢の贈り物として、1995年の第1回から7度にわたってバレエ・ファンを酔わせてきた〈マラーホフの贈り物〉がいよいよファイナルを迎えます! 18年間に日本のファンとの間に育んだ絆をもとに、マラーホフが心を込めたプロジェクトを準備中です。
〈マラーホフの贈り物〉2010より photo:Bettina Stos
5 2013年 7月
「不思議の国のアリス」 クリストファー・ウィールドン振付 「白鳥の湖」 アンソニー・ダウエル版
気品ある“ロイヤル・スタイル”と演劇性で高い人気を誇る英国ロイヤル・バレエ団が3年ぶりに来日。今回は、時代を19世紀に設定し白鳥たちの美しい衣裳も注目されたダウエル版「白鳥の湖」と、映像を駆使した舞台でアリスやジャック、白うさぎや帽子屋が飛び跳ねる話題の新作、ルイス・キャロル原作の「不思議の国のアリス」を上演。台頭する若手スターたちが縦横無尽に活躍する舞台にご期待ください。
「不思議の国のアリス」photo:Johan Persson
「白鳥の湖」photo: Bill Cooper
6 2013年 8月
意思の強さを感じさせる情熱的な美貌と類まれなスター性、天賦の舞踊センスを備えたロシアの舞姫、ディアナ・ヴィシニョーワ。近年、さまざまな振付家たちと国際的なプロジェクトを成功させ、その才能を新たな領域へと開花させようとしています。巨匠ジョン・ノイマイヤーが彼女のために振付け絶賛を浴びた「ダイアローグ」をはじめ、進化した“ヴィシニョーワの今”をたっぷり披露!
7 2013年 9月
「ロミオとジュリエット」 ケネス・マクミラン振付
イタリア随一の歌劇場ミラノ・スカラ座のバレエ団が6年ぶりに来日し、ケネス・マクミラン振付の名作「ロミオとジュリエット」を上演。主演にはコジョカル&フォーゲルという日本初顔合わせのペア、そして人気沸騰のオシポワ&ワシーリエフが登場! 壮麗な美術に彩られたパッショネイトなスカラ座バレエ団の舞台を、豪華ゲストで満喫してください。
アリーナ・コジョカル フリーデマン・フォーゲルナターリア・オシポワ イワン・ワシーリエフ
photo: Brescia e Amisano/ Teatro alla Scala
8 2013年 11月
天与の理想的な身体と知性でバレエ界の頂点を極め、年齢とともに新たなステージへと進化してゆくスーパースター、シルヴィ・ギエム。昨年は震災に見舞われた日本に降り立ち、被災地支援活動として、熱いハートのこもった舞台で日本中を感動の渦へと巻きこみました。そんな女神ギエムの新たなプロジェクトにご期待ください!
photo: Eiichiro Sakata
9 2014年 2月
ジョン・ノイマイヤー振付
思春期の青年ロミオと少女ジュリエットが、運命の出会いによって成長し変化を遂げてゆくさまを瑞々しく描く、巨匠ジョン・ノイマイヤーの若き日の傑作「ロミオとジュリエット」。数あるヴァージョンの中でも多くの見どころに溢れた舞台が、日本のバレエ団によって初めて上演されます。 ※本公演は当初2012年1月に初演予定でしたが、東日本大震災の影響により延期となっていたものです。
ジョン・ノマイヤーphoto: Holger Badekow
「ボレロ」photo:Kiyonori Hasegawa
10 2014年 3月
「椿姫」ジョン・ノマイヤー振り付け
◆「ドン・キホーテ」ルドルフ・ヌレエフ振付
バレエ発祥の輝かしい歴史と洗練された舞台で君臨するバレエの殿堂、パリ・オペラ座が総力をあげて来日。今回は、まさにパリを物語の舞台とするジョン・ノイマイヤー振付の人気作「椿姫」とルドルフ・ヌレエフ振付「ドン・キホーテ」の2作品を上演。きらめくエトワールたちを中心に、これぞオペラ座! とため息の出るような舞台が待っています。
「椿姫」photo: Sébastien Mathé
「椿姫」photo: Michel Lidvac
「ドン・キホーテ」photo: Icare