財団法人 日本舞台芸術振興会
HOME最新情報NBS公演一覧チケットの予約チケットの予約






過去の公演情報
  ミラノ・スカラ座  
  公演概要  
  「マクベス」  
  「オテロ」  
  出演者  
  過去の公演一覧にもどる  















 1887年2月5日、スカラ座で初演された『オテロ』は、シェイクスピアを"人間の心の巨匠"と称えたヴェルディが最後にたどり着いたオペラの頂点というべき大傑作であり、スカラ座とヴェルディの深い絆を示す特別な作品です。
 舞台は15世紀末の地中海、キプロス島。ムーア人の英雄オテロ、その愛妻デズデモナ、そして巧みな罠でオテロの猜疑心・嫉妬心をあおるイアーゴ。運命の糸車は、激烈きわまりない悲劇的結末に向けて展開していきます。
 演出のヴィックは『オテロ』のことを徹底的に考え抜いている。設定は廃墟となった古い聖堂の中、"最後の審判"のイメージとともに幕が開く。「肝心なのは、ドラマの言語や構造よりもむしろ、主人公の心理」と演出家は語ります。
 満を持してこの作品に挑んだムーティの鮮烈な指揮、荒れ狂う合唱、「演奏者の一人ひとりの名前を挙げて称えたいほど、彼らの技量は比類ないものだった」と評されたオーケストラ。今度の日本公演では、ムーティが指名した新時代のオテロが登場。イタリア・オペラのテノールの頂点にして最難役といわれるこの役に挑みます。
 ヴェルディ・イヤーを締めくくったスカラ座での『オテロ』は、「歴史的公演」と誰もが口をそろえ、「平土間からボックス席、天井桟敷まで興奮を分かち合い、"ブラヴィー"の嵐の中、足を踏みならしながらのスタンディング・オベーションがつづいた。」(「コッリエーレ・デッラ・セーラ」紙)






表記の出演者および配役は2003年2月20日現在の予定であり、やむを得ない事情により変更となる場合があります。あらかじめご了承下さい。なお、出演者および配役の変更にともなう払い戻し、公演日の変更は出来ません。正式な配役はすべて当日発表となります。





   サイトマップ   |   お問い合せ   |   NBSについて

Copyright by 財団法人日本舞台芸術振興会