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<Aプロ>
「ペトルーシュカ」
「ギリシャの踊り」「ボレロ」
2004年3月31日(水) 6:30 pm
2004年4月 1日(木) 6:30 pm
《追加公演》
2004年3月30日(火) 6:30 pm
※2/21(土)10:00 amより発売
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<Bプロ>
「ザ・カブキ」
2004年4月3日(土)6:30 pm
2004年4月4日(日)3:00 pm |
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2004年、東京バレエ団は、これまで20年余の長きにわたって数々の傑作を譲り受け、また共に創りあげてきた振付家モーリス・ベジャールを、正式に名誉芸術顧問に迎えます。
東京バレエ団が初めてベジャール作品を踊ったのは、’82年、第3回世界バレエフェスティバルでの「ボレロ」でした。これまでのバレエにはない肉体表現と深遠な内容、抗いようのない強烈な磁力。鷹のように鋭く、吸い込まれるような蒼い瞳をもつこの巨匠のカリスマ性は当時広く知られ始め、多くの崇拝者を生み出していました。東京バレエ団は、翌年の《ベジャールの夕》で本格的にベジャール作品に取り組みはじめ、3年後には初のオリジナル作品「ザ・カブキ」の世界初演を成功させます。
それから現在に至るまで、「春の祭典」や「火の鳥」など初期の名作から、オリジナルの「M」、全幕の「くるみ割り人形」、最新の「ギリシャの踊り」まで、上演したベジャール作品は15にのぼり、この公演の直前には最新作「今日(こんにち)の枕草子」も予定されています。東京バレエ団は、これらのベジャール・レパートリーによって力をつけ、世界の舞台でそれをアピールしてきたのです。
力を蓄えた今こそベジャールの傑作を上演し続け、時代を超えたその魅力を伝えることが、私たちのベジャールへの恩返しです。<Aプロ>では、4年ぶりの上演となる「ペトルーシュカ」、2003年1月に初演し、好評を博した「ギリシャの踊り」、そして首藤康之の最後の「ボレロ」を、<Bプロ>では、ベジャールが初めて東京バレエ団のために創作し、海外でも高い評価を得ている「ザ・カブキ」を上演いたします。東京バレエ団が渾身のパフォーマンスをもって偉大なるベジャールを称える、《ベジャール・ガラ》にご期待ください。
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