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  シルヴィ・ギエム〈愛の物語〉  
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    2003年日本公演評  
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振付:ケネス・マクミラン
音楽:ピョートル・I・チャイコフスキー)
【予定される主な配役】
 マーシャ:シルヴィ・ギエム
 ヴェルシーニン中佐:ニコラ・ル・リッシュ
 クルイギン:アンソニー・ダウエル
 片田舎での退屈な夫との暮らしに閉塞感を抱くマーシャと、その姉妹たちの「モスクワへ行けたら」という切望、そして挫折。原作は、日常に潜む人間の悲劇を静かな筆致で描いたチェーホフの傑作戯曲。心理バレエの巨匠マクミランはこの題材をもとに、円熟の手腕をもって抒情的な中篇バレエを創り上げました。辛い現実から逃れるように、ひとときの情熱に身をまかせようとするマーシャとヴェルシーニン中佐の激しいパ・ド・ドゥ、そして、妻の心を知りながらも彼女を取り戻そうとするマーシャの夫クルイギンの切なさも、大きな共感を呼びます。ヒロイン、マーシャの揺れ動く心をリアルに表現してみせたギエムの演技は、一昨年の日本公演でも大絶賛を浴び、深い感動の余韻を残しました。

振付:アルベルト・アロンソ
音楽:ジョルジュ・ビゼー/
   ロディオン・シチェドリン
【予定される主な配役】
 カルメン:イザベル・シアラヴォラ
 ドン・ホセ:マッシモ・ムッル
 エスカミリオ:アンダース・ノルドストローム
 ケンカ騒ぎがもとで投獄されるところを、伍長のドン・ホセを誘惑してまんまと逃れた、妖艶なジプシー女のカルメン。自由な魂をもつ彼女は、尽くすように愛するホセに惹かれながらも、束縛を嫌って新たな相手を求め…。男性を惑わす魔性の女の代名詞としてあまりにも有名な「カルメン」。振付家アロンソは、メリメの原作とビゼーのオペラ音楽に綿密な解釈をほどこし、鮮烈なヒロイン・バレエを生み出しました。舞台となるのは、闘牛場。最終場でカルメンとホセ、闘牛士エスカミリオと運命を象徴する“牛”との2組が、交錯しながら繰り広げるパ・ド・ドゥは息をのむ迫力に満ち、自らの運命にあらがうヒロインの姿が鮮やかに浮かび上がります。本公演では、ホセにマッシモ・ムッル、エスカミリオにジョナサン・コープ、そしてカルメン役に新たなダンサーを迎えてお贈りします。

振付:フレデリック・アシュトン
音楽:フレデリック・ショパン
【予定される主な配役】
 ナターリヤ:シルヴィ・ギエム
 ベリヤエフ:マッシモ・ムッル
  美しい夫人ナターリヤを囲む夫と息子、養女、夫人の崇拝者… ある上流階級一家の、一見して平穏な、別荘でのひと夏。そこに、息子の家庭教師として知的で魅力的な青年ベリヤエフが現れたことから、一家のあいだに小波がたち、やがてはほろ苦い結末を迎えます。ツルゲーネフの戯曲をもとに、人間の抑制された態度の裏に潜む情熱や心の機微を余すところなく表現した、この一幕のドラマ・バレエは、振付家アシュトンの晩年の傑作として誉れ高いもの。ギエムは1995年のロイヤル・バレエ団日本公演で、密かにほとばしるナターリヤの情熱を格調高く演じてみせ、その演劇的才能を知らしめました。〈愛の物語〉の新たな一作として加わる伝説の舞台にご期待ください!

予定される主な配役

シルヴィ・ギエム
Sylvie Guillem
(マーシャ/ナターリヤ)

アンソニー・ダウエル
Anthony Dowell
(クルイギン)

ニコラ・ル・リッシュ
Nicolas Le Riche
(ヴェルシーニン中佐)

マッシモ・ムッル
Massimo Murru
(ドン・ホセ/ベルヤエフ)

アンダース・ノルドストローム
Anders Nordstrom
(エスカミリオ)

イザベル・シアラヴォラ
Isabelle Ciaravola
(カルメン)
指揮: アレクサンダー・イングラム
演奏: 東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団(「カルメン」「田園の出来事」)
ピアノ: フィリップ・ギャモン(「三人姉妹」「田園の出来事」)
上記の配役は2005年3月15日現在の予定です。
出演者の都合により変更になる場合がありますのでご了承ください。





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