世界中のバレエ・ファンが注目する中、旬のバレエ・スターが東京に集結!
奇跡の連続、興奮と感動の超体験は、
WBF(世界バレエフェスティバル)でしか味わえません!

第13回世界バレエフェスティバルカーテンコール(2012年)Photo:Kiyonori Hasegawa

話題の新鋭から熟練のベテランまで、いまバレエ・ファンがもっとも観たいと思うトップスターが一堂に会する〈世界バレエフェスティバル〉。4月7日現在、追加出演者を含めてエントリーは総勢38名。過去の開催と比べても、出演者の豪華さ、規模の大きさの両方で群を抜くことが予想されます。

まずベテラン勢では、連続出場回数を競う2大スター、ウィーン国立バレエ団の芸術監督のマニュエル・ルグリと、ベルリン国立バレエ団芸術監督の座を離れ独自の道を進むウラジーミル・マラーホフ。イングリッシュ・ナショナル・バレエ(ENB)へと移籍、表現力の深さで他の追従を許さないアリーナ・コジョカルと、ルーマニア国立バレエ団芸術監督となったパートナーのヨハン・コボー。ENBの芸術監督へと転身しつつも艶やかな技巧に衰えをみせないタマラ・ロホ。マリインスキー・バレエのトッププリマであり、深化を続けるディアナ・ヴィシニョーワ。そしてパリ・オペラ座バレエ団栄光のヌレエフ時代をルグリらと担った元エトワールのイザベル・ゲランが復活。先の来日公演で渾身の演技を見せて感動の渦を巻き起こし、惜しまれて退団したオレリー・デュポンも忘れてはなりません。

バレエの殿堂パリ・オペラ座バレエ団の現役エトワールたちでは、天賦の華やかなスター性で魅了するマチュー・ガニオと、初出場、大人の女性たちを惹きつけてやまない貴公子エルヴェ・モロー。エトワール随一のテクニシャンであるマチアス・エイマン。初出場ながら日本にはおなじみの愛らしいミリアム=ウルド・ブラーム。同じく初出場、1年前にエトワールに昇進した期待の新鋭アマンディーヌ・アルビッソンまで。英国ロイヤル・バレエ団からは、繊細な音楽性が魅力の初出場のサラ・ラム、キレのよいヴィルトゥオーゾぶりで沸かせるスティーヴン・マックレー、ENBから移籍して活躍の場を広げるワディム・ムンタギロフ。シュツットガルト・バレエ団からは、甘さはそのままに演技者として成長したフリーデマン・フォーゲル。シュツットガルトから故国のオランダ国立バレエ団に移籍したマライン・ラドメーカー。また輪郭の強い演技で喝采を浴びる元シュツットガルト・バレエ団のマリア・アイシュヴァルト。ベルリン国立バレエ団からは大人の風格が増した技巧者、ヤーナ・サレンコ。アメリカン・バレエ・シアターからは、舞台に立つたび旋風を巻き起こすテクニシャン、ダニール・シムキン。ボリショイ・バレエにも所属する端正なデヴィッド・ホールバーグ。またサンフランシスコ・バレエからは高評が伝えられるマリア・コチェトコワが参加。ハンブルク・バレエからは高い表現力でバレエ・ファンの支持を得るシルヴィア・アッツォーニアレクサンドル・リアブコ。またノイマイヤーの推薦によりアンナ・ラウデールエドィン・レヴァツォフが初出場。キューバ国立バレエ団からは11回のWBFにも参加したヴィエングセイ・ヴァルデスと、キューバからノルウェー国立バレエ団に移籍した話題の新鋭オシール・グネーオが初出場。またENBのゲスト・プリンシパルでもあるデンマーク・ロイヤル・バレエ団のアルバン・レンドルフも初出場。この夏も、豪華スターたちの妙技をたっぷりとお楽しみください!

そしてこのたび追加で決定したのは、まずボリショイ・バレエの実力派プリンシパル、マリーヤ・アレクサンドロワと新鋭のウラディスラフ・ラントラートフ、マリインスキー・バレエでヴィシニョーワと並ぶトップ・プリマのウリヤーナ・ロパートキナという、ロシア両雄バレエ団のスターたちと、モスクワ音楽劇場/ノヴォシビルスク・バレエの芸術監督を兼任し、自身もスーパーダンサーとして健在のイーゴリ・ゼレンスキー。彼の相手役として出演するのは、ニューヨーク・シティ・バレエで現在トップの地位を誇るアシュレイ・ボーダー。さらにシュツットガルト・バレエ団のトップ女性ダンサーであるアリシア・アマトリアン、アメリカン・バレエ・シアターのベテラン・プリンシパルにして、マシュー・ボーン版「白鳥の湖」でも人気沸騰のマルセロ・ゴメス、昨年の「第九交響曲」でも大活躍したモーリス・ベジャール・バレエ団のホープ、オスカー・シャコン。ボリショイからナショナル・バレエ・オブ・カナダに移籍した清楚な叙情派スヴェトラーナ・ルンキナ、名パートナーとして知られるマリインスキー・バレエのダニーラ・コルスンツェフの出演も決定。華やかなスターたちが繰り広げるこの夏の祝祭ステージに、どうぞご期待ください!

スターの誇りと意地が、華麗に炸裂! 39年間奇跡を紡いで、
東京を世界最大のバレエ国際都市へとのし上げた最大級のフェスティバル。

国際的なトップダンサーたちを厳選して招聘、3年に1度開催されてきた〈世界バレエフェスティバル〉は、その伝統と実績において、名実ともに世界最高のバレエ・ガラ・パフォーマンスとして名をとどろかせています。

〈世界バレエフェスティバル〉が39年前、1976年の夏に初めて開催された当時、著名カンパニーのスターが国や所属団体を超えて一堂に会することは稀でした。英国のマーゴ・フォンティーン、ロシアのマイヤ・プリセツカヤ、キューバのアリシア・アロンソという3大プリマが同じ舞台に立つ。そのこと自体が衝撃として世界中に伝わったのです。

その後ジョルジュ・ドン、パトリック・デュポン、そしてシルヴィ・ギエム、アレッサンドラ・フェリ、マニュエル・ルグリ、ウラジーミル・マラーホフといったスターたちが加わり、本フェスティバルは開催のたびに熱狂と興奮のるつぼと化しました。並み居るスターたちを前に、彼らの演技を比較しようと高まる観客の期待。その空気を受けてスターたちの競争心に火が付き、最大限の魅力を発揮するべくパフォーマンスのボルテージが高まる。こうして3年に1度この催しは、世界最高峰のスターたちが誇りと意地をかけて芸術を競い、伝説を築き上げる舞台となったのです。

また各国随一のバレエ団の、さまざまな芸術的背景をもつダンサーによるバラエティに富んだ作品やスタイルは、国際的なバレエの縮図です。〈世界バレエフェスティバル〉を観れば、バレエ界の“いま”を肌で理解できるのです。

〈世界バレエフェスティバル〉は、その時々にもっとも輝きを放っているスター、30~40名を選んで開催してきました。昨今、類似の催しは珍しくありませんが、クオリティとボルテージの高さにおいて他の追従を許しません。

肉体と精神が極限まで鍛えぬかれ、高い芸術性と一体となって感動をもたらすバレエ芸術。それはまばゆいばかりの生命の輝きであり、最高の瞬間の連続を体験できるのが世界バレエフェスティバルなのです。

第1回 1976
Photo:Seiichi Hasegawa
第2回 1979
Photo:Seiichi Hasegawa
第3回 1982
Photo:Seiichi Hasegawa
第4回 1985
Photo:Ryu Yoshizawa
第5回 1988
Photo:Kiyonori Hasegawa
第6回 1991
Photo:Kiyonori Hasegawa
第7回 1994
Photo:Kiyonori Hasegawa
第8回 1997
Photo:Kiyonori Hasegawa
第9回 2000
Photo:Kiyonori Hasegawa
第10回 2003
Photo:Kiyonori Hasegawa
第11回 2006
Photo:Kiyonori Hasegawa
第12回 2009
Photo:Kiyonori Hasegawa

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