“ 豊かな声、情熱的な感性、詩的な音楽性”、世界を魅了する究極のテノール!
Photo: Curtis Brown / Met Opera

 世界中が魅了される、パリ生まれのフランス人テノール、バンジャマン・ベルナイム。現在、スケジュールを押さえるのが最も難しいオペラ歌手のひとりは、間違いなくベルナイムだろう。
 ミラノ・スカラ座、メトロポリタン・オペラ、パリ・オペラ座など、世界中の名だたるオペラハウスでひっぱりだこの彼は、純粋で明るいリリック・テノールの気品に満ちた声、繊細なニュアンスに富んだデリケートな表現力、優れた演技力、華のある舞台姿で、世界のオペラ・ファンを魅了している。
 2020年には「OPER! Magazin」誌により“最高の男性オペラ歌手”に選ばれ、「ランメルモールのルチア」や「リゴレット」などのイタリア・オペラでも高い評価を得ているが、ベルナイムの真骨頂はフランス・オペラのレパートリー。「ロメオとジュリエット」、「ウェルテル」、「マノン」など、フランス・オペラの上演が近年増えているのも、ひとえにベルナイムの存在があってこそ。
 パリ・オリンピック閉会式でも熱唱し、世界中の注目を集めているベルナイムは、今回がファン待望、日本における初の単独コンサート。まさに旬のテノールの魅力が存分に堪能できることだろう。

駐日フランス大使よりメッセージ
Message de M. Philippe Setton, ambassadeur de France au Japon

Les voix françaises ont depuis longtemps la faveur du public japonais. Obtenir la reconnaissance au Japon, un pays si mélomane, est pour les artistes lyriques français une consécration professionnelle. C’est aussi la source d’une grande émotion personnelle, tant les manifestations d’affection du public sont ici nombreuses et sincères.

Invité régulier des plus grandes maisons d’opéras, considéré comme « la plus belle voix de ténor depuis Pavarotti », lauréat de nombreuses récompenses dans le monde, le ténor Benjamin Bernheim est unanimement reconnu aujourd’hui comme une référence de l’art lyrique français et européen. Le 11 août dernier, il a émerveillé le monde entier en interprétant L'Hymne à Apollon lors de la cérémonie de clôture des Jeux olympiques de Paris.

C’est ainsi une grande joie d’accueillir Benjamin Bernheim à Tokyo, à la faveur de deux concerts exceptionnels, les 14 et 19 janvier, dans le cadre prestigieux du Tokyo Bunka Kaikan et du Suntory Hall.

Ces premiers concerts de Benjamin Bernheim au Japon seront, j’en suis convaincu, des moments d’émotion mémorables pour le public japonais. Je remercie vivement la Japan Performing Arts Foundation et Nikkei Inc. de nous en donner l’heureuse occasion.

日本の聴衆の皆様には、長きにわたりフランスのオペラ歌手に大きな関心を寄せていただいておりますが、音楽愛好家が多いことで知られる日本で認められるということは、プロとしての大きな栄誉であると同時に、様々な方々からの熱い声援を頂き、大きな感動を味うことを意味します。

数々の世界最高峰のオペラハウスで公演を行い、「パヴァロッティ以来の最も美しいテノール」と評され世界中で多くの賞を受賞しているテノール歌手のバンジャマン・ベルナイムは、今日誰もが認めるフランスやヨーロッパにおけるオペラ界の寵児と言えるでしょう。今年8月11日に行われたパリ・オリンピック競技大会の閉会式で『アポロ讃歌』を歌い、全世界を感嘆させた姿は記憶に新しいかと思います。

そのような中、バンジャマン・ベルナイムを東京に迎え、1月14日と19日に東京文化会館とサントリーホールにて特別なコンサートが開催されます。

バンジャマン・ベルナイムの日本で初となるこのリサイタルは、日本の皆様にとって忘れられない感動の瞬間になると確信しています。また、このような素晴らしい機会を与えてくださった公益財団法人 日本舞台芸術振興会および日本経済新聞社の皆様に感謝申し上げます。

駐日フランス大使
フィリップ・セトン

NBS旬の名歌手シリーズ―Ⅺ

バンジャマン・ベルナイム テノール・コンサート

2025年1月14日(火) 19:00  会場:東京文化会館(上野)

2025年1月19日(日) 15:00  会場:サントリーホール(六本木)

指揮:マルク・ルロワ゠カラタユー
演奏:東京フィルハーモニー交響楽団

Photo: Julia Wesely

バンジャマン・ベルナイム(テノール)

パリ生まれ。パリ・オペラ座、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン・オペラなど欧米の歌劇場で定期的にロマンティックなテノールの演目で主演している。オペラと録音で高い評価を得ており、“パヴァロッティ以来の最も美しいテノール(Süddeutsche Zeitung)、2020年には「OPER!Magazin」で最高の男性オペラ歌手にも選ばれた。 2023/2024のシーズンは、チューリッヒ歌劇場での「ラ・ロンディネ」のデビュー、パリ・オペラ座での「ホフマン物語」、ミラノ・スカラ座での「ウェルテル」、メトロポリタン・オペラでの「ロメオとジュリエット」などに出演。また、コンサートでもミラノ・スカラ座やウィーン国立歌劇場などで活躍し、ザルツブルグ音楽祭にも出演する。ドイツ・グラモフォンの専属アーティストでもあり、アルバムを出している。2024年、オペラ・アワード(2024 International Opera Awards)で最優秀男性歌手に選ばれた。


photo: Jeremy Torres

マルク・ルロワ゠カラタユー(指揮)

スイスのローザンヌ生まれ。マーク・ストリンガーとヨハネス・シュレフリの各氏に師事。2016-19にはボルドー国立歌劇場の副指揮者、2021/22年はカンヌ管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務める。2022/23年はジュネーヴ室内管弦楽団で副指揮者の職を務め、ベルナイム共演による「ロメオとジュリエット」では、批評家より高い評価を得た。欧州各地のオーケストラを指揮するほか、幅広いオペラのレパートリーを持ち、近年では、シャンゼリゼ劇場でドニゼッティの「愛の妙薬」、ラヴァンディエの「竜王の伝説」などを指揮している。日本では2018年と2023年にオーケストラ・アンサンブル金沢の指揮を務めた。

1/14(火)
【第一部】

ピョートル・チャイコフスキー作曲

―歌劇「エフゲニー・オネーギン」

序奏とポロネーズ
“青春は遠く過ぎ去り”

ガエターノ・ドニゼッティ作曲

―歌劇「ドン・パスクワーレ」

序曲

―歌劇「愛の妙薬」

“人知れぬ涙”

ジュゼッペ・ヴェルディ作曲

―歌劇「運命の力」

序曲

―歌劇「マクベス」

“おお、わが子たちよ! ~ああ、父の手は”

ピエトロ・マスカーニ作曲

―歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」

間奏曲

ジャコモ・プッチーニ作曲

―歌劇「トスカ」

“妙なる調和”


【第二部】

ジュール・マスネ作曲

―歌劇「タイス」

タイスの瞑想曲

―歌劇「マノン」

“目を閉じると”(夢の歌)
“消え去れ、優しい面影よ”

―歌劇「ウェルテル」

前奏曲
“春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか”(オシアンの歌)

シャルル・グノー作曲

―歌劇「ロメオとジュリエット」

第三幕への間奏曲
“恋よ、恋よ!ああ、太陽よ昇れ”

オーケストラ演奏

※演奏順不同。
※表記のプログラム、出演者は2024年10月9日現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。曲目・指揮者変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。

1/19(日)
【第一部】

ピョートル・チャイコフスキー作曲

―歌劇「エフゲニー・オネーギン」

序奏とポロネーズ
“青春は遠く過ぎ去り”

ガエターノ・ドニゼッティ作曲

―歌劇「ドン・パスクワーレ」

序曲

―歌劇「愛の妙薬」

“人知れぬ涙”

ジュゼッペ・ヴェルディ作曲

―歌劇「運命の力」

序曲

―歌劇「シモン・ボッカネグラ」

“ああ地獄だ、ここにアメーリアが”~“慈悲深い天よ”

ピエトロ・マスカーニ作曲

―歌劇「カヴァレリア・ルスティカーナ」

間奏曲

ジャコモ・プッチーニ作曲

―歌劇「トスカ」

“妙なる調和”


【第二部】

ジュール・マスネ作曲

―歌劇「タイス」

タイスの瞑想曲

―歌劇「ウェルテル」

前奏曲
“春風よ、なぜ私を目覚めさせるのか”(オシアンの歌)

ジョルジュ・ビゼー作曲

―歌劇「真珠採り」

“あの声は、なんという動揺を僕に”~“耳に残るは君の歌声”(ナディールのロマンス)

シャルル・グノー作曲

―歌劇「ロメオとジュリエット」

第三幕への間奏曲
“恋よ、恋よ!ああ、太陽よ昇れ”

オーケストラ演奏

※演奏順不同。
※表記のプログラム、出演者は2024年10月9日現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。曲目・指揮者変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。

S ¥18,000
A ¥16,000
B ¥14,000
C ¥12,000
D ¥9,000
P
※1/19サントリーホールのみ
¥6,000
U25
シート
¥3,000
座席表 PDF
ペア割引[S,A,B席] 2枚で1,000円割引

※NBS(WEB・電話)のみで発売。

入場券ご購入にあたり、下記についてあらかじめご了承ください。

表記のプログラム、出演者は10月9日現在の予定です。やむを得ない事情により変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。プログラム、出演者変更によるチケットの払い戻し、日にち変更はお受けできません。

※ご来場前には必ず弊財団、各会館の公式ホームページや、SNS、ご案内メール等でご来場時の注意事項をご確認くださいますようお願い申し上げます。
※未就学児童のご入場はお断りします。

  • NBS WEBチケット先行発売
  • 2024/10/18(金)21:00~ 10/23(水)18:00
  • 一般発売
  • 2024/10/25(金)10:00より
  • U25シート[座席選択不可 当日引換]
  • 2024/11/28(木)21:00より

e+ (イープラス) https://eplus.jp/
※座席選択先行受付 10/19(土)~10/24(木)
チケットぴあ https://t.pia.jp/
※プリセール 10/19(土)~10/24(木)
ローソンチケット https://l-tike.com/
Lコード:31486 ※座席選択先行受付 10/19(土)~10/24(木)
楽天チケット 050-5434-7343(平日10時~17時)
http://r-t.jp/classics
※座席選択先行受付 10/19(土)~10/24(木)
東京文化会館
チケットサービス
※1/14(火)公演のみ
03-5685-0650
(電話10時-18時・窓口10時-19時、休館日を除く)
https://www.t-bunka.jp/
サントリーホール
チケットセンター
※1/19(日)公演のみ
0570-55-0017
(10:00-18:00 休館日・年末年始は休業)
suntory.jp/HALL/

主催: 公益財団法人日本舞台芸術振興会 / 日本経済新聞社

NBSチケットセンター 
(月-金 10:00~16:00 土日祝・休)

03-3791-8888

東京バレエ団   「ジゼル」全2幕
  • 2025/05 会場:東京文化会館