本年10月に来日するウィーン国立歌劇場。本公演はコロナ禍の延期をへて、実に9年ぶりの開催となります。そこで、歌劇場から日本のお客様への特別プレゼントとして、ウィーン国立歌劇場管弦楽団精鋭メンバーによる室内楽の演奏会と、歌劇場の運営で高評を得ているボグダン・ロシチッチ(ウィーン国立歌劇場総裁)によるトークイベントを開催する運びとなりました。
ぜひ公演とあわせてご参加いただき、ウィーンの薫りに酔う特別なひとときをお楽しみください。
《ウィーン国立歌劇場来日記念特別イベント》
10月7日(火) 13:00~14:00(開場12:30)
会場:東京文化会館 小ホール
出演者
※総裁のトークには通訳がつきます
※表記の公演情報は4/17(木)現在の予定です。歌劇場、および出演者のやむを得ない事情により変更になる場合もございます。正式な出演者は当日の発表とさせていただきます。
チケット情報
Coming soon
1961年オーストリアのネンツィング生まれ。7歳よりヴァイオリンを始め、ウィーン音楽芸術高校に学ぶ。アルフレート・シュタールにも師事。1981年ウィーン国立歌劇場管弦楽団/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に第一ヴァイオリン奏者として入団、1984年には同歌劇場管弦楽団のコンサートマスターに、1992年にはウィーン・フィルのコンサートマスターに就任。ソリストとしても世界各国で活躍。
使用楽器は、1725年製のストラディヴァリウス"シャコンヌ"(オーストリア国立銀行からの貸与)。
1964年オーストリアのウィーン生まれ。フランツ・サモヒル教授とクラウス・メッツル教授にヴァイオリンを学ぶ。1987年ウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。1990年にはウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。1997年にソロ・ヴィオラ奏者に転向。以来、数多くのソリストとしての活動を欧州、アメリカ、日本などで行い、室内楽の分野でも幅広く活躍している。
1969年ブダペスト生まれ。1992年にフランツ・リスト音楽院を卒業。1998年にウィーン国立歌劇場管弦楽団に入団。2001年ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団に入団。
ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の首席チェロ奏者として20年以上に渡り務めている。ソリストとして世界中で演奏、多くの名指揮者と共演してきた。室内楽の分野でもザルツブルグ音楽祭をはじめ、ヨーロッパの主要音楽祭に定期的に出演。数多くの録音も収録している。
ベオグラード出身。ウィーン大学で哲学と音楽学を学び、1988年に博士号を取得。2020年9月よりウィーン国立歌劇場の総裁と務め、困難なパンデミック下において、ストリーミングなど新しい形式によって歌劇場の活動を継続させた。次世代の観客育成を目的とした活動や、2020/2021年にはウィーン国立歌劇場の若手歌手育成を目的とした「オペラスタジオ」を設立。任期中にバリー・コスキー演出の「フィガロの結婚」など多くの新制作が上演されており、現在、2030年まで同歌劇場の総裁に 任命されている。