2008年10月アーカイブ

昨日(10/26)神奈川県民ホールで行われた「フィデリオ」の公演をもって、ウィーン国立歌劇場日本公演が通算100回を達成しました。
カーテンコールの後、イオアン・ホーレンダー(ウィーン国立歌劇場総監督)、小澤征爾(ウィーン国立歌劇場音楽監督)、佐々木忠次(財団法人日本舞台芸術振興会専務理事)の3名が<祝・ウィーン国立歌劇場日本公演通算100回達成>と書かれた法被姿で、鏡割りを行いました。その後、出演者全員が舞台に上がり、樽酒で100回を祝い乾杯。客席からはこの記念すべき公演の達成に割れんばかりの大きな拍手が贈られました。

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photo:Kiyonori Hasegawa

昨日、ウィーン国立歌劇場2008年日本公演が、リッカルド・ムーティ指揮「コシ・ファン・トゥッテ」で開幕しました。

4年ぶりの日本公演への期待を物語るように、初日を前に「コシ・ファン・トゥッテ」「フィデリオ」のチケットは全席完売。客席は開演前から熱気に包まれていました。

そして、そんな客席の期待に応え、リッカルド・ムーティ、バルバラ・フリットリ(フィオルディリージ)、アンゲリカ・キルヒシュラーガー (ドラベッラ)、 イルデブランド・ダルカンジェロ(グリエルモ)、ミヒャエル・シャーデ (フェッランド)、そしてウィーン国立歌劇場管弦楽団という、現在考えうる最高の組み合わせによる「コシ・ファン・トゥッテ」は、大喝采のうちに初日の幕を下ろしました。

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初日カーテンコールの模様(photo:Kiyonori Hasegawa)

ウィーン国立歌劇場2008年日本公演は、この後「コシ・ファン・トゥッテ」(10/24,25,27)、「フィデリオ」(10/26,29,11/1)、「ロベルト・デヴェリュー」(10/31,11/4,7)の9公演が行われますが、ウィーン国立歌劇場の日本における通算公演回数が10月26日(日)の「フィデリオ」をもって100回を達成いたします。それを記念してウィーン国立歌劇場がこれまでの日本公演記録をまとめた冊子(英語版)を会場にて販売しておりますので、ご来場の際はぜひお立ち寄りください。

尚、「コシ・ファン・トゥッテ」と「フィデリオ」は既に全席が完売しております。当日券の有無はNBSチケットセンター(TEL03-3791-888)までお問い合わせください。
「ロベルト・デヴェリュー」は若干枚数前売券がございますので、こちらもお早めにNBSチケットセンターにお問い合わせください。

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