東京文化会館でのヒトコマ
バーミンガム・ロイヤル・バレエ団日本公演は明日6日が初日!
昨日(4日)からダンサーたちは東京文化会館に入り、夕方からクラス、その後「美女と野獣」の衣裳付きリハーサルを行ないました。
リハーサルは舞台前面に置かれた椅子に芸術監督のビントリー氏を始めスタッフが座り、至近距離でダンサーたちの動きや装置の転換を確認。「美女と野獣」の振付家でもあるビントリー氏は時には自ら動きながらダンサーたちに指示を与えていました。バレエ団にとっても久しぶりの上演となるこの作品、野獣をはじめマスクや全身を覆った衣裳も多く、ダンサーたちは感覚を取り戻すべく細かく動きをチェックしている様子がうかがえました。
昨日のリハーサルでは、ベル役の佐久間奈緒さんを始め、幕開きで重要な役割を果たす雌狐を平田桃子さん、ベルを野獣の城に運ぶカラスを山本康介さんが演じていました。佐久間さんはリハーサルとは思えないほど情感たっぷりにベルを演じ、ベルの心がくっきりと観ているものに伝わってきます。山本さん、平田さんは抜群のテクニックの持ち主。雌狐もカラスもマスクで顔が見えないのは残念ですが、お二人の活躍をぜひお見逃しなく。
リハーサル中の佐久間奈緒さんの様子です。
楽屋の様子も少しだけお伝えしましょう。
これは佐久間さんが先日のメッセージに書いていた「Air Box」が入っている大きな籠。
そして、ベルの衣裳を発見!
手前が1幕の、奥の3着が2幕で着用する衣裳です。
舞台袖には、2幕で登場する美味しそうな小道具も出番を控えていました。