ウィーン国立歌劇場2012年日本公演 閉幕!
ウィーン国立歌劇場2012年日本公演は、昨日11月4日の「アンナ・ボレーナ」をもって全10公演を終え、閉幕いたしました。
1980年の初来日以来、32年間にわたり15回の来日を重ね、日本の音楽ファンを魅了し続けてきたエディタ・グルベローヴァにとって、日本での最後の舞台となった「アンナ・ボレーナ」。
最終公演の幕が下りた瞬間、場内のあちこちから「ブラヴォー!」と割れんばかりの拍手が湧きおこりました。
熱い拍手と声援の中、再び幕が上がると舞台の左右に日本とオーストリアの国旗を模した垂れ幕が下り、「日本公演の大成功おめでとうございます。4年後、2016年にまたお会いしましょう!」、「皆さまの熱いご声援に感謝します。4年後にまた会えることを楽しみに!」という日墺のメッセージが。
そして舞台下手からは「我らのディーヴァ、グルベローヴァさん!32年間ありがとうございました」と書かれた横断幕が登場。
その後もグルベローヴァへの、感動と感謝、惜別の想いを伝える拍手は鳴りやまず、場内は総スタンディングオベーションに。
カーテンコールが繰り返され、グルベローヴァは、万感の想いが込められた美しい笑顔で応えていました。
グルベローヴァさん、数々の素晴らしい舞台を本当にありがとうございました!
ウィーン国立歌劇場2012年日本公演は、22日間にわたり、「サロメ」、「フィガロの結婚」、「アンナ・ボレーナ」、そして外来の歌劇場として初めての子ども向けオペラ上演となった≪小学生のためのオペラ「魔笛」≫の4演目、全10公演を上演してまいりました。
ご来場いただきました多くの皆様に改めてお礼申しあげます。
次回のウィーン国立歌劇場日本公演は、4年後の2016年を予定しています。
その日を楽しみにお待ちください!