英国ロイヤル・バレエ団 2008年日本公演

ロベルタ・マルケス　Roberta Marquez （プリンシパル）

ブラジル生まれ。マリア・アレヴェワ国立バレエ学校で訓練を受け、1994年リオ・デ・ジャネイロ市民劇場バレエ団に入団し、2002年プリンシパルに昇格。ブラジルでのレパートリーには『眠れる森の美女』のオーロラ、『白鳥の湖』のオデット／オディール、『ラ･バヤデール』のニキヤ、『コッペリア』のスワニルダ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『じゃじゃ馬馴らし』のキャタリーナ、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『白の組曲』、『ジゼル』のジゼルなどがある。またABTに客演して『ラ･バヤデール』のニキヤを踊った。受賞歴に、01年リオ・デ・ジャネイロ・ダンス賞の最優秀ダンサー賞、01年モスクワ国際バレエ･コンクールの銀賞がある。2004年ロイヤル･バレエ団にプリンシパルとして入団し、『結婚披露宴』の花嫁、『シンデレラ』のシンデレラ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『リーズの結婚』のリーズ、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『白鳥の湖』のオデット／オディール、『眠れる森の美女』のオーロラ、『ラ･シルフィード』のシルフィード、『ザ･レッスン』生徒、『コッペリア』のスワニルダ、『オネーギン』タチアナ、『牧神の午後』、『シンフォニック・ヴァリエーション』などを踊っている。

ヨハン・コボー　Johan Kobborg（プリンシパル）

デンマーク生まれ。1988年デンマーク王立バレエ学校に入学し、91年デンマーク王立バレエ団に入団。94年にプリンシパルに昇格。99年ロイヤル･バレエ団に入団。
レパートリーに、『くるみ割り人形』『シンデレラ』の王子、『ラ･バヤデール』のソロル、『ドン・キホーテ』のバジル、『白鳥の湖』のジークフリート、『ロミオとジュリエット』のロミオ、『オネーギン』のオネーギン、『ジゼル』のアルブレヒト、『真夏の夜の夢』のオベロン、『コッペリア』のフランツ、『うたかたの恋』のルドルフ、『マノン』のデ・グリュー、『リーズの結婚』のコーラス、『大地の歌』の死のメッセンジャー、『眠れる森の美女』の王子、『結婚披露宴』の花婿、『レッスン』の教師、『レマンゾ』、『シンフォニック・ヴァリエーションズ』、『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』、『バレエの情景』、『シンフォニー・イン・C』、『トンボー』、『女王に捧ぐ』、『テーマとヴァリエーション』など。受賞歴に、ハンガリーでのヌレエフ・バレエ・コンクール（94年／グランプリ）、ジャクソン国際バレエコンクール、エリック・ブルーンコンクール（93年金賞）など。

ローレン・カスバートソン　Lauren Cuthbertson （ファースト・ソリスト）

デヴォン生まれ。1995-2002ロイヤル・バレエ学校で学ぶ。2001年、英国ヤング・ダンサー・オブ・ザ・イヤーを受賞。2002年にロイヤル･バレエ団に入団。2006年ファースト・ソリストに昇格。04年、批評家協会賞を受賞、06年には英国代表として出場したヴァルナ国際バレエコンクールで銀賞を受賞。
レパートリーに、『白鳥の湖』のオデット/オディール、『眠れる森の美女』のオーロラ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『ジゼル』のミルタ、『ラ・バヤデール』のガムザッティ、『トンボー』、『シンフォニー・イン・C』、『うたかたの恋』のミッツィ･カスパー、『クオリア･パ・ド・ドゥ』、『アポロ』のポリュヒュムニア、『アゴン』、『ポリフォニア』、『超高速ダンス』、『眠れる森の美女』のリラの精と青い鳥、『ヴァルス』がある。初演作品に『四季』（La Glace）、『トリスト』、『クオリア』、『クロマ』など。

イヴァン・プトロフ　Ivan Putrov（ファースト・ソリスト）

キエフで生まれ、生地とロイヤル・バレエ学校で学ぶ。1996年ローザンヌ賞とセルジュ・リファール国際バレエ･コンクールで第1位を受賞。1998年ロイヤル・バレエ団に入団。2002年プリンシパルに昇格。レパートリーに、『ジゼル』のアルブレヒト、『ドン・キホーテ』のバジル、『ラ・バヤデール』のソロル、『ロミオをジュリエット』のロミオ、『眠れる森の美女』の王子、『オネーギン』のレンスキー、『白鳥の湖』のジークフリート、『コッペリア』のフランツ、『田園の出来事』のベリヤエフ、『放蕩息子』、『リーズの結婚』のコーラス、『月とピエロ』のピエロ、『ラ･シルフィード』のジェイムズ、『アポロ』、『薔薇の姓』『くるみ割り人形』『シンデレラ』『シャドウプレイ』『バレエの情景』『四つの気質』『シンフォニー・イン・Ｃ』『レクイエム』のほか、フォーサイス、キリアン、デュアト、マクレガーの作品などがある。2001年ニジンスキー･フェスティバルで金賞を受賞。02年批評家協会ダンス賞で注目の若手男性ダンサーに選ばれる。2004年にはウクライナ大統領から功績に対しメダルが贈られた。ハンガリー、ウクライナの国立劇場でも主演している。

タマラ・ロホ　Tamara Rojo （プリンシパル）

マドリッドのヴィクトル・ウラーテ･バレエ学校で学ぶ。パリ国際バレエ･コンクール金賞、批評家協会ダンス賞、バークレイズ賞、スペイン王立芸術金賞を受賞。スコティッシュ・バレエ、ベルリン・ドイツ・オペラ、ミラノ・スカラ座バレエ団などのゲスト・プリンシパルとして踊る。1997年〜2000年には、イングリッシュ・ナショナル・バレエでプリンシパルを務める。2000年ロイヤル･バレエ団に入団。レパートリーには『眠れる森の美女』のオーロラ、『ジゼル』のジゼル、『白鳥の湖』のオデット／オディール、『ドン・キホーテ』のキトリ、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『オンディーヌ』のオンディーヌ、『オネーギン』のタチアナ、『真夏の夜の夢』のタイターニア、『カルメン』のカルメン、『うたかたの恋』のマリー・ヴェッツェラ、『マノン』のマノン、『三人姉妹』のイリーナ、『シンデレラ』のシンデレラ、『ラ・バヤデール』のニキヤ、『春の祭典』の生贄、『ラ･シルフィード』のシルフィード、『マルグリットとアルマン』のマルグリット、『大地の歌』、『三角帽子』、『テーマとヴァリエーション』、『シンフォニー・イン・C』、『女王に捧ぐ』など。

フェデリコ・ボネッリ　Federico Bonelli（ファースト・ソリスト）

イタリア生まれ。地元でバレエを始め、1992年よりトリノ・ダンス・アカデミーで学ぶ。キューバのハヴァナ国際バレエ･コンクールで第2位、リエティ国際バレエ･コンクールで第1位、ローザンヌ国際バレエコンクールでスカラシップを受賞。96年にチューリッヒ・バレエに入団、97年ソリストに昇格。99年オランダ国立バレエに入団し、2002年プリンシパルに昇格。03年ロイヤル･バレエ団に入団し、以来『ロミオとジュリエット』のロミオ、『シンデレラ』の王子、『くるみ割り人形』の王子、『ジゼル』のアルブレヒト、『ダフニスとクロエ』のダフニス、『オネーギン』のレンスキー、『オンディーヌ』のパレモン、『ラ･シルフィード』のジェイムズ、『マノン』のデ・グリュー、『マルグリットとアルマン』のアルマン、『月とピエロ』のピエロ、『眠れる森の美女』の王子、『コッペリア』のフランツ、『アポロ』、『アゴン』、『レクイエム』、『トンボー』、『バレエ・インペリアル』、『女王に捧ぐ』『四つの気質』『テーマとヴァリエーション』を踊っている。初演作品に『クロマ』、『超高速ダンス』がある。

サラ・ラム　Sarah Lamb （プリンシパル）

米国ボストン生まれ。ボストン･バレエ学校でタチアナ・ニコラエブナ・レガト夫人に師事する。1988年クリントン時代に大統領スカラシップを獲得し、金賞を受賞。レガトの指導のもと、99年名古屋国際バレエコンクール、2000年第6回ニューヨーク・シティ国際バレエコンクール、2002年米国国際バレエ･コンクールでそれぞれ銀賞を受賞。98年ボストン・バレエに2001年ソリストに、2003年にプリンシパルに昇格。2004年ロイヤル・バレエ団に入団し、2006年にプリンシパルに昇格。レパートリーに、『白鳥の湖』のオデット/オディール、『ロミオとジュリエット』のジュリエット、『リーズの結婚』のリーズ、『ラ･シルフィード』のシルフィード、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『うたかたの恋』のマリー・ラリッシュ、『オネーギン』のオリガ、『タイス』、『三人姉妹』のパ・ド・ドゥ、『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェイテッド』、『ヴォランタリー』、『ポリフォニア』、『グレイ・エリア』、『牧神の午後』、『クロマ』など。

ヴァチェスラフ・サモドゥーロフ　Viacheslav Samodurov（プリンシパル）

タリンに生まれ、ワガノワ･バレエ学校で学び、1992年マリンスキー･バレエに入団。海外ツアーに多く参加し、98年プリンシパルに昇格。レパートリーに、『ドン・キホーテ』、『ラ・バヤデール』『海賊』『くるみ割り人形』『ジゼル』『若者と死』『ペトルーシュカ』など。
96年マヤ・プリセツカヤ・コンクールで優勝し、テレビでドキュメンタリー番組を多数放映される。2000年にオランダ国立バレエ団にプリンシパルとして入団し、アシュトン、バランシン、フォーサイス、ファン・マーネン、ロビンズ、ファン・ダンツィヒなどレパートリーを広げる。03年ロイヤル･バレエ団に入団。『春の声』パ・ド・ドゥ、『ロミオとジュリエット』のロミオ、『シンデレラ』の王子、『くるみ割り人形』の王子、『牧神の午後』の牧神、『シルヴィア』のオリオン、『リーズの結婚』のコーラス、『白鳥の湖』の王子、『ラ･シルフィード』のジェイムズ、『マノン』のレスコー、『ジゼル』のアルブレヒト、『薔薇の精』、『悪魔の休日』(男性ソロ、パ・ド・ドゥ)、『四つの気質』、『アゴン』、『シンフォニー・イン・Ｃ』、『レクイエム』、『レイクス・プログレス』、『ストラヴィンスキー・ヴァイオリン・コンチェルト』などを踊る。

マリアネラ・ヌニェス　Marianela Nunez （プリンシパル）

ブエノスアイレスに生まれ、コロン劇場バレエ学校で学ぶ。マキシミリアーノ・グエラとともにコロン劇場のツアーで世界を回る。1998年ロイヤル･バレエ学校に入学。99年ロイヤル･バレエ団に入団し、2002年プリンシパルに昇格。レパートリーに、『ドン・キホーテ』のキトリ、『コッペリア』のスワニルダ、『くるみ割り人形』の金平糖の精、『ラ・バヤデール』のガムザッティとニキヤ、『眠れる森の美女』のオーロラ姫とリラの精、『オネーギン』のオリガ、『ジゼル』のミルタ、『シルヴィア』のシルヴィア、『リーズの結婚』のリーズ、『エニグマ・ヴァリエーション』のイザベル・フィットン、『白鳥の湖『のオデット／オディール、『チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ』、『イン・ザ・ミドル・サムホワット・エレヴェーテッド』、『モノトーンズ』、『アゴン』、『精密の不安定なスリル』、『この家は燃える』、『葉は色あせて』、『シンフォニエッタ』、『四つの気質』、『ランデブー』、『女王に捧ぐ』など。初演作品に『超高速ダンス』『７つの大罪』がある。2006年には批評家協会ダンス賞を受賞。

ティアゴ・ソアレス　Thiago Soares（プリンシパル）

ブラジルに生まれ、リオ・デ・ジャネイロのダンスセンターで学び、1998年リオ・デ・ジャネイロ市立劇場バレエに入団。98年パリ国際バレエコンクールで銀賞、2001年モスクワ国際バレエコンクールで金賞を受賞。ブラジル時代のレパートリーには、『くるみ割り人形』の王子、『ラ･バヤデール』のソロル、『白鳥の湖』のジークフリート、『ロミオとジュリエット』のロミオ、『ドン・キホーテ』のバジル、『海賊』のパ・ド・ドゥなど。2002年にロイヤル・バレエ団に入団。2007年プリンシパルに昇格。ロイヤルでのレパートリーには、『タイス・パ・ド・ドゥ』、『眠れる森の美女』の王子、『ラ･バヤデール』のソロル、『レ・セゾン』の夏、『ロミオとジュリエット』のティボルト、　『ダフニスとクロエ』のドーカン、『マノン』のレスコー、『オネーギン』のオネーギン、『シルヴィア』のオリオン、『リーズの結婚』のコーラス、『白鳥の湖』のジークフリート、『くるみ割り人形』の王子、『火の鳥』のイワン、『シンフォニー・イン・C』、『三人姉妹』の別れのパ・ド・ドゥ、『女王に捧ぐ』、『バレエ・インペリアル』、『ヴォランタリー』がある。2004年ダンス批評家協会ダンス賞を受賞。