稀代のスター、ルグリが魅惑の仲間たちを集って挑む、前人未到のバレエ公演!
マニュエル・ルグリの新しき世界
Aプロ
東京バレエ団創立45周年記念 特別プロジェクト
ルグリ×ド・バナ×東京バレエ団 スーパーコラボレーション
遥かパリ・オペラ座を超えて。ルグリが気鋭振付家、東京バレエ団と組んで開拓する新しき地平!
ロビンズ、ノイマイヤー、キリアン、ベジャール…あらゆるスタイルのダンスを最高の形で表現し、巨匠振付家たちを魅了してきたルグリが、今、同世代の気鋭振付家に注目しています。パトリック・ド・バナ。ベジャール、ナチョ・ドゥアトらの薫陶を受け、欧州各地で活躍の場を広げている彼と、ルグリ、そして東京バレエ団との夢のコラボレーションが実現します! 先の世界バレエフェスティバルのガラでルグリによって踊られた、ルグリ自身の現在のポートレートとも言うべき「ザ・ピクチャー・オブ…」。リズミカルな民族音楽を使った南欧文化へのオマージュ「クリアチュア」。そしてこの10月に制作始動、神秘的な世界観のもとに地球のエネルギーや永遠について描き出す新作「ホワイト・シャドウ」。日本のダンス・シーンに新たな地平を拓く、国際的プロジェクトをお見逃しなく!
ルグリ×ド・バナ×東京バレエ団 スーパーコラボレーション
出演:マニュエル・ルグリ
パトリック・ド・バナによってルグリに振付けられ、2008年、東京で初演された。鯨の鳴き声に始まり、パーセルのオペラ「ディドとエアネス」より終幕のアリア「私が地に横たわるとき」にのせて、重厚で静謐な空間を描き出す。 The picture of shadow and light the picture of beauty in time and space the picture of coming along the picture of going away the picture of….. myself !
「クリアチュア」 振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ
出演:オレリー・デュポン、フリーデマン・フォーゲル 東京バレエ団
人の内面を探し当てる 人の感情の内面を探し当てる 人の迷いの内面を探し当てる 人間の住む世界を探し当てる
「ホワイト・シャドウ」(世界初演) 振付:パトリック・ド・バナ 音楽:アルマン・アマー 衣裳:髙井秀樹(stödja)
出演:マニュエル・ルグリ パトリック・ド・バナ 吉岡美佳、上野水香、西村真由美、ほか東京バレエ団
永遠、調和、そして平和に到達するためには我々は生と死を何度も繰り返す。 生と死は永遠(時の果てまで)に互いを追い続ける。 組み立てる・・・・・・・・・・・・分解するために 構築する・・・・・・・・・・・・・・破壊のために 生きるために人は自分の内面へ深く、細く長い道をたどっていかなければならない。 道しるべ(MAKHTUB)を頼りに空を見上げ、世界を見渡し、宇宙を探索する。 そして、永遠、調和、平和に到達したとき 我々が何を見つめているか・・・。 それは、ホワイト・シャドウ(白い影)に他ならない。
パトリック・ド・バナ
モーリス・ベジャール・バレエ団、スペイン国立ダンス・カンパニーのプリンシパル・ダンサーとして、1989年日本でも上演されたベジャール振付「ニーベルングの指環」ヴォータン役をはじめ、デュアト、キリアン、ナハリン、フォーサイス、エックなどの振付家作品を踊る。2003年に自身が率いるナファス・ダンス・カンパニーを設立。世界各地で公演を行うほか、その作品はカルロス・サウラ監督の映画「イベリア」「ファドス」の中でも演じられた。近年ではオランダのイントロダンス・カンパニーに振付けた「クリアチュア」、マニュエル・ルグリのためのソロ「ザ・ピクチャー・オブ…」、アニエス・ルテステュと彼自身のための「マリー・アントワネット」、ダンサーとパーカッショニストのための「出会い」、ルグリとの男性ダンサー同士のデュエット「ネフェス」などがある。