バレエの神様ルグリが贈る、過去と現在の魔法の瞬間。デュポン&フォーゲル、 そして東京バレエ団、ウィーン国立バレエ団精鋭が集う豪華ステージが実現!
マニュエル・ルグリの新しき世界Ⅱ
Bプロ〈ガラ公演〉
〈Gala performances〉
New Universe of Manuel Legris II --magic moments from past and present
CAST
日本の愛するファンの皆様へ
それぞれのダンサーが来日するか否かを自身で決定するという厳しい状況の中、予定していたプログラムと出演ダンサーを変更せざるを得なかったことを遺憾に思います。 しかし、私は日本の皆様への愛情と支援の気持ちを表すため、ぜひとも来日したいと願い、その気持ちを共にする仲間のダンサーたちが私と一緒に来日してくれることになりましました。 プログラムは当初私が思い描いていた《マニュエル・ルグリの新しき世界》ではなくなってしまいましたが、最高のパフォーマンスを披露しようというダンサーたちの熱い想いと団結力を証明するものに変わりはありません。 オレリー・デュポンの代役をマリア・アイシュヴァルトに依頼したことで、私がオネーギンとして最初に踊ったタチヤーナと、再び踊る機会を得ることになりました。フリーデマン・フォーゲル、ドミトリー・グダノフ、パトリック・ド・バナが参加します。また、ウィーン国立バレエ団のソリストからリュドミラ・コノヴァロワ、ニーナ・ポラコワ、デニス・チェリェヴィチコ、ミハイル・ソスノフスキー、そして同バレエ団で最も才能あふれる日本人ダンサー、木本全優を皆様にご紹介いたします。加えて、魅力的な個性を持つバルボラ・コホウトコヴァも来日してくれることになりました。 大きな悲劇に見舞われたにもかかわらず、皆様がこれまでと同じように公演にお運びくださることを信じております。 皆様にお目にかかれるのを楽しみにしています。 マニュエル・ルグリ Winner Staatsoper/Michael Pöhn マニュエル・ルグリ Manuel Legris
マリア・アイシュヴァルト Maria Eichwald (シュツットガルト・バレエ団プリンシパル)
華奢な身体に養った堅固なテクニックと香り高い表現力で、シュツットガルトを代表するバレリーナに。客席を感動の渦に巻き込んだルグリとの「オネーギン」再び!
Photo:Kiyonori Hasegawa
バルボラ・コホウトコヴァ Barbora Kohoutková (ウィーン国立バレエ団 ゲスト・ソリスト)
クラシックの王道をいく確かなテクニックと深い表現力であらゆるスタイルを理知的に踊りこなすバレリーナ。久々の日本登場に期待が高まる。
photo:HolgerBadekow
フリーデマン・フォーゲル Friedemann Vogel (シュツットガルト・バレエ団プリンシパル)
新たな役柄を得て充実の時を迎えている、シュツットガルトの貴公子。アイシュヴァルト、コホウトコヴァとのパートナーシップに注目。
Photo:Kiyonori Hasegawa
ドミトリー・グダノフ Dmitri Gudanov (ボリショイ・バレエ プリンシパル)
ボリショイを代表するプリンシパルとして日本でもお馴染み。端正な舞台姿と的確なテクニックを持つグダノフが、ルグリの要請を快諾し急遽参加決定!
photo:Ekaterina Belyayeva
パトリック・ド・バナ Patric De Bana (振付家、ダンサー)
ルグリとのコラボレーションで一躍注目を浴び、ウィーンで初演した全幕版「マリー・アントワネット」も好評。ルグリの新しい世界で重要な役割を担うダンサー、振付家。
リュドミラ・コノヴァロワ Liudmila Konovalova (ウィーン国立バレエ団ソリスト) ロシアのバレエ団を経て2007年ベルリン国立バレエ団に移籍。2010年からウィーンに。
「リュドミラは、華々しいテクニ ックの持主であると同時に、すぐれて繊細な感受性も持ち合わせています」(ルグリ)
リュドミラ・コノヴァロワ
ニーナ・ポラコワ Nina Polakova (ウィーン国立バレエ団ソリスト) 2003年スロヴァキア国立バレエ団に入団し、2005年ウィーンに移籍。
ニーナは大変魅力のあるダンサーで、しっかり としたテクニックを持っており、あらゆるジャンルの作品を踊ることができます。(ルグリ)
ニーナ・ポラコワ
デニス・チェリェヴィチコ Denis Cherevychko (ウィーン国立バレエ団ソリスト) ウクライナ出身、2006年にウィーン国立バレエ団に入団。
「デニスは、信じがたいほどのテクニックで、日本で大人気を博すに違いありません。彼は、フォーサイス、ライトフット、ブベニチェクの作品も得意としています」(ルグリ)
デニス・チェリェヴィチコ
ミハイル・ソスノフスキー Mihail Sosnovchi (ウィーン国立バレエ団ソリスト) モルドバ出身、ジュヌ・バレエ・ド・フランスを経て 2001年ウィーンに移籍。
「ウィーンで熱狂的に愛されているミハイ ルはとても個性的。彼のダンスは誰をも惹きつけ、薄いブルーの眼差しは強い印象を与えるでしょう」(ルグリ)
ミハイル・ソスノフスキー
木本 全優 Masayu Kimoto (ウィーン国立バレエ団準ソリスト) 兵庫県姫路市出身。ドレスデン・バレエを経て2008年ウィーンに移籍。今年3月「ドン・キホーテ」で鮮烈な主役デビューを果たす。
「マサユはウィーン国立バレエ団で最も才能あふれる日本人ダンサーです」(ルグリ)
木本 全優
photo:Dimo Dimov
予定されるプログラム
演目: ビフォア・ナイト・フォール 振付:ニル・クリスト 音楽:ボフスラフ・マルティヌ 出演: ニーナ・ポラコワ、ミハイル・ソスノフスキー 東京バレエ団
演目: ドン・キホーテ 振付:マリウス・プティパ/ルドルフ・ヌレエフ 音楽:ルドヴィク・ミンクス エリザベット・クーパー 出演: リュドミラ・コノヴァロワ デニス・チェリェヴィチコ
演目: モペイ 振付:マルコ・ゲッケ 音楽:C.P.E.バッハ マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ 出演: 木本全優
演目: 椿姫 第2幕のパ・ド・ドゥ 振振付:ジョン・ノイマイイヤー 音楽:フレデリック・ショパン 出演: マリア・アイシュヴァルト フリーデマン・フォーゲル
演目: クリアチュア 振付:パトリック・ド・バナ 音楽:デム・トリオ(トルコの伝統音楽)、 マジード・ハラジ、ダファー・ヨーゼフ 出演: 上野水香 パトリック・ド・バナ
演目: マノン 第1幕のパ・ド・ドゥ 振付:ケネス・マクミラン 音楽:ジュール・マスネ 出演: ニーナ・ポラコワ マニュエル・ルグリ
演目: サイレント・クライズ 振付:パトリック・ド・バナ 出演: パトリック・ド・バナ
演目: グラン・パ・クラシック 振付:ヴィクトール・グゾフスキー 音楽:フランソワ・オーベール 出演: リュドミラ・コノヴァロワ ドミトリー・グダノフ
演目: カノン 振付:イリ・ブベニチェク 音楽:パッヘルベル、J.S.・.バッハ、 ホフステッター、オットー・ブベニチェク 出演: デニス・チェリェヴィチコ 木本全優 ミハイル・ソスノフスキー
演目: チャイコフスキー・パ・ド・ドゥ 振付:ョージ・バランシン 音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー 出演: バルボラ・コホウトコヴァ フリーデマン・フォーゲル
演目: オネーギン 第3幕のパ・ド・ドゥ 振付:ジョン・クランコ 音楽:ピョートル・I.チャイコフスキー 出演: マリア・アイシュヴァルト マニュエル・ルグリ
※表記の出演者・演目は2011年6月21日の予定です。 ※演奏は「椿姫」はピアノ、その他はすべて特別録音によるテープを使用します。