注目のライジング・スターたちの競演でお届けするバレエ・ブランの傑作!
〈東京バレエ団50周年プレ企画 バレエ・ブラン・シリーズ1〉
ラ・シルフィード 全2幕
振付:ピエール・ラコット(フィリッポ・タリオーニ原案による) 音楽:ジャン=マドレーヌ・シュナイツホーファー
Cast 6月15日(土)15:00 シルフィード:渡辺理恵 福岡県福津市出身。5歳でバレエをはじめる。2004年東京バレエ団に入団。09年「白鳥の湖」のオデットに抜擢。清楚な美貌と美しいライン、柔らかさを活かした踊りで、注目を浴びる。10年のモーリス・ベジャール振付「M」で海上の月、12年の新制作“子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』”リラの精、「ドン・キホーテ」ドリアードの女王、ベジャール振付「くるみ割り人形」の母など、次々と主要な役にキャスティングされ、東京バレエ団の中核ダンサーとして活躍を続ける。今年1月に再演された『ねむれる森の美女』でも再びリラの精を演じ、大らかであたたかい存在感で舞台を引き締めた。 ジェイムズ:柄本弾 京都府京都市出身。2008年東京バレエ団に入団。181センチの長身、精悍な容貌、豊かな音楽性、ダイナミックかつ繊細な表現力を兼ね備え、10年2月には20歳にして「ラ・シルフィード」のジェイムズで全幕初主演。続く4月の「ザ・カブキ」の由良之助に抜擢され、初役とは思えない堂々とした演技で、大型新人の登場を印象付けた。昨年のパリ・オペラ座ガルニエ宮でも由良之助を演じ、凛々しく若々しいリーダー像を造形し、客席から大きな喝采を浴びる。このほかにベジャール振付「春の祭典」のリーダー、「火の鳥」のフェニックス、「くるみ割り人形」の王子など、幅広い作品・役柄で活躍を続ける。 エフィ:吉川留衣 ガーン:永田雄大 マッジ:木村和夫 パ・ド・ドゥ:高木綾、梅澤紘貴 6月16日(日)15:00 シルフィード:沖香菜子 神奈川県横浜市出身。4歳からバレエを始める。2008年9月、文化庁新進芸術家の海外研修制度に合格し、ボリショイ・バレエ学校に留学。10年東京バレエ団に入団。早くから確かなテクニックとバランスの良いスタイルで注目を集め、入団2年目の12年3月、新制作“子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』”のオーロラ姫に抜擢。可憐な容姿と柔軟性を活かした軽やかな踊りで期待に応える。同年12月ベジャール振付「くるみ割り人形」でアラブを初めて演じる。今年1月の“子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』”でも再び主演し、大きな成長を印象づけた。 ジェイムズ:松野乃知 東京都目黒区出身。9歳より東京バレエ学校でバレエを始める。子役として東京バレエ団「ドン・キホーテ」にも出演。2009年、奨学金を得て、英国ロンドン・スタジオ・センターに留学。11年東京バレエ団に入団。12年3月、入団1年目、20歳で“子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』”のデジレ王子に抜擢され、クラシカルな雰囲気と安定したテクニックで好演。今年1月 “子どものためのバレエ『ねむれる森の美女』”で再びデジレ王子を踊り、着実な成長の跡を見せた。185センチの長身とやさしく甘いマスク、柔軟で伸びやかな踊りが持ち味の期待の若手。 エフィ:河谷まりあ ガーン:和田康佑 マッジ:後藤晴雄 パ・ド・ドゥ:奈良春夏、原田祥博 指揮:ワレリー・オブジャニコフ 演奏:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団